- ビアンキのロードバイクは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
- オルトレとスペシャリッシマ、インフィニートで走りが何が違うのか知りたい
- 初心者でも失敗しないビアンキのロードバイクはどれ?
「ビアンキ」は1885年にイタリア・ミラノで創業した、現存する中では世界最古とされる自転車ブランドで、130年以上にわたりレースの第一線で勝利を重ねてきた名門ロードバイクブランドです。青空を映したような象徴カラー「チェレステ」と、振動を抑えるカーボン技術による乗り味の良さに定評があります。
この記事では、ビアンキの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のロードバイクを全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、ビアンキのロードバイクが気になっている人はぜひチェックしてください。
ビアンキとはどんなロードバイクブランド?特徴と評判を紹介
ビアンキは、130年以上の歴史を積み重ねてきたイタリア発のロードバイクブランドです。プロチームへの機材供給で培った技術と、ひと目でそれとわかる独自のブランドカラーによって、世界中のサイクリストから支持を集めています。
ビアンキのブランドコンセプト
ビアンキは1885年にイタリア・ミラノで創業し、現存する自転車ブランドの中では世界最古とされています。130年以上にわたってグランツールをはじめとするビッグレースで勝利を重ね、その一台一台にレーシングDNAが息づいています。
相反しがちな2つの性能を両立させることで、レースで結果を求めるライダーから週末のロングライドを楽しむサイクリストまで、幅広いニーズに応えているのがビアンキの強みです。
ビアンキの特徴・強み
ビアンキ最大の特徴は、青空を意味する象徴カラー「チェレステ」です。他ブランドにはない独特の色合いは、遠くからでもビアンキとわかる存在感を放ち、所有する喜びを高めてくれます。
デザイン性の高さと快適な乗り心地は所有満足度につながり、ビアンキは見た目も走りも妥協したくないというライダーから高い評判を得ています。
ビアンキの歴史・創業背景
ビアンキの歴史は、創業者エドアルド・ビアンキが1885年にミラノで工房を開いたことに始まります。まだ自転車が発展途上だった時代に、前後で同じ大きさの車輪やチェーン駆動をいち早く取り入れるなど、革新的な技術で自転車の進化を牽引してきました。
1世紀以上にわたって受け継がれてきた物語と実績は、ビアンキというブランドに他にはない重みを与えています。長い歴史に裏打ちされた信頼感も、ビアンキのロードバイクを選ぶ理由の一つになっています。
ビアンキの機能とテクノロジー
ビアンキのロードバイクには、長い歴史の中で磨かれてきた独自のテクノロジーが搭載されています。振動吸収から剛性バランス、そしてブランドを象徴するカラーまで、ビアンキらしさを形づくる要素を解説します。
ビアンキのロードバイクを支える代表的なテクノロジーは、以下の4つが挙げられます。
- Countervail(カウンターヴェイル)|最大80%の振動を除去
- BIANCHI ACTIVE TECHNOLOGY(BAT)
- K-VID(Kevlar Vibration Isolating Device)
- チェレステ|ブランドを象徴するカラー
Countervail(カウンターヴェイル)|最大80%の振動を除去
「Countervail(カウンターヴェイル)」は、ビアンキがマテリアル・サイエンス社と共同開発した特許取得の振動除去システムです。フレームやフォークに組み込むことで、路面から伝わる不快な振動を抑え込みます。
振動が抑えられると、長距離を走ったときの手や体への負担が軽くなり、疲労を感じにくくなります。グランフォンドやロングライドで最後まで集中力を保ちたいライダーにとって、Countervailは頼もしい技術です。
BIANCHI ACTIVE TECHNOLOGY(BAT)
「BIANCHI ACTIVE TECHNOLOGY(BAT)」は、フレームの剛性バランスを最適化するビアンキの設計思想です。ペダルを踏み込んだ力を、無駄なく前へ進む推進力へと変えることを狙っています。
反応の良さと扱いやすさが両立することで、鋭い加速を味わいたいライダーも、安定したハンドリングを求めるライダーも満足できる走りが生まれます。
K-VID(Kevlar Vibration Isolating Device)
「K-VID(Kevlar Vibration Isolating Device)」は、高強度繊維ケブラーを活用したビアンキの振動吸収技術です。カーボンフレームの快適性を底上げする役割を担います。
振動をやわらげながら接地感を残すため、荒れた路面でも安心して走り続けられます。快適性を重視するミドル〜エントリークラスのライダーにとって、K-VIDは走りの質を支える技術です。
チェレステ|ブランドを象徴するカラー
「チェレステ」は、イタリア語で空色を意味するビアンキの象徴的なブランドカラーです。走行性能を左右する機能ではなく、ビアンキの価値そのものを決定づける最大の個性といえます。
チェレステをまとったフレームは、走る楽しさに加えて所有する満足感も与えてくれます。デザインで一台を選びたいライダーにとっても、ビアンキのチェレステは大きな決め手になります。
ビアンキのロードバイク全種類を比較
ビアンキの現行ロードバイクは、軽量オールラウンドの「Specialissima」、エアロの「Oltre」、エンデュランスの「Infinito」、ミドルグレードの「Sprint」、アルミ入門の「Via Nirone 7」という5つの系統で構成されています。
それぞれフレーム素材やコンポーネント、得意とする走りが異なります。まずは全モデルのスペックを一覧できる比較表で全体像をつかみ、続けて位置づけの高い順に各モデルを詳しく見ていきます。
| モデル名 | フレーム素材 | グレード | コンポーネント | サイズ展開 | 適正シーン |
|---|---|---|---|---|---|
| Specialissima RC | カーボン | フラグシップ最上位 | DURA-ACE Di2 12s | 47-57cm | レース・ヒルクライム |
| Specialissima PRO | カーボン | 上位 | ULTEGRA Di2 12s | 47-57cm | レース・ロングライド |
| Specialissima COMP | カーボン | スタンダード | 105 Di2 12s | 47-57cm | オールラウンド入門 |
| Oltre RC | カーボン | フラグシップ最上位 | DURA-ACE Di2 12s | 47-57cm | 平坦レース・高速巡航 |
| Oltre PRO | カーボン | 上位 | ULTEGRA Di2 12s | 47-57cm | 高速巡航・レース |
| Oltre COMP | カーボン | スタンダード | 105 Di2 12s | 47-57cm | 電動変速エアロ入門 |
| Oltre RACE | カーボン | エントリー | 105 12s(機械式) | 47-57cm | 初めてのエアロ |
| Infinito PRO | カーボン | 上位 | 105 Di2 | 470-570mm | ロングライド・グランフォンド |
| Infinito | カーボン | スタンダード | 105 Di2 | 470-570mm | 長距離・快適重視 |
| Sprint | カーボン | ミドル | 105 12s(機械式) | 47-57cm | 通勤〜ロングライド |
| Via Nirone 7 | アルミ(カーボンフォーク) | エントリー(入門) | SORA/105(複数構成) | 41-57cm | 通勤・フィットネス入門 |
Specialissima RC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Specialissima RC |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | DURA-ACE Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | Countervail/BAT |
「Specialissima RC」は、ビアンキの軽量オールラウンドフレームの頂点に立つフラグシップグレードです。レース開発部門レパルトコルセ由来の最上級カーボンを採用し、前世代よりさらに軽く仕上げることで、登坂・平坦・下りのすべてで高いレベルの走りをねらっています。
ヒルクライムで一秒でも速く登りたい場面や、長い距離を高い強度で走り続けるシーンでも、軽快なペダリングと安定した走りを発揮します。
本気でタイムを追い求める上級者や、ビアンキの最上位モデルを所有したいライダーにおすすめのフラグシップです。
Specialissima PRO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Specialissima PRO |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | ULTEGRA Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | Countervail/BAT |
「Specialissima PRO」は、フラグシップと同じフレームコンセプトを受け継ぐ上位グレードです。最上位の「Specialissima RC」に迫る走行性能を、より現実的なパーツ構成で味わえる位置づけになっています。
RCには手が届かなくても、Specialissimaの本格的な走りを存分に楽しみたい中〜上級者に向くグレードといえます。
Specialissima COMP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Specialissima COMP |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | Countervail |
「Specialissima COMP」は、軽量オールラウンドフレームの世界を身近にするスタンダードグレードです。シリーズの入り口として、フラグシップ譲りのフレーム性能を手に入れやすくしています。
「Specialissima」に憧れつつ最初の一台として選びたい人や、軽量オールラウンドを長く付き合えるメインギアとして選ぶ中級者におすすめです。
Oltre RC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Oltre RC |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | DURA-ACE Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | BAT |
「Oltre RC」は、ビアンキのエアロロードを象徴するハイパフォーマンスフラグシップです。空気抵抗を徹底的に削ぎ落としたフレーム形状により、平坦路や高速域での伸びを最優先に設計されています。
平坦基調のレースや、スピードを維持して巡航する場面でこそ、Oltreの空力性能が存分に活きてきます。
集団走行での高速巡航をこなしたいライダーや、エアロの最先端を体感したい上級者におすすめのモデルです。
Oltre PRO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Oltre PRO |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | ULTEGRA Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | BAT |
「Oltre PRO」は、エアロフラグシップの空力性能を受け継ぐ上位グレードです。最上位の「Oltre RC」に準じたフレーム設計を、より扱いやすいパーツ構成で提供します。
RCまでの性能は必要ないものの、高速で長く走り続けたい中〜上級者に向いたエアロモデルといえます。
Oltre COMP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Oltre COMP |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 Di2 12s |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | – |
「Oltre COMP」は、エアロロードの走りを身近にするスタンダードグレードです。速さを求めるライダーがシリーズへ足を踏み入れる入り口として位置づけられています。
エアロロードに挑戦してみたい中級者や、電動変速でOltreシリーズの世界に入りたいライダーにおすすめです。
Oltre RACE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Oltre RACE |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 12s(機械式) |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | – |
「Oltre RACE」は、2026年のラインナップに用意された、比較的手の届きやすいエアロモデルです。エアロロードの魅力をより多くのライダーへ広げる役割を担っています。
初めてのエアロロードを探している人や、シンプルな機械式変速で軽快に走りたいライダーに向いた一台です。
Infinito PRO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Infinito PRO |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 Di2 |
| サイズ展開 | 470-570mm |
| 搭載テクノロジー | Countervail |
「Infinito PRO」は、2026年に一新されたエンデュランスモデルの上位グレードです。レーシングDNAを受け継ぎながら、長距離での快適性と走行性能を高い次元で融合させています。
センチュリーライドやグランフォンドなど、一日中サドルの上で過ごすような場面でこそ、その快適性が活きてきます。
長距離を快適に走りたい中〜上級者や、ロングライドを主軸に楽しみたいライダーにおすすめのモデルです。
Infinito

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Infinito |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 Di2 |
| サイズ展開 | 470-570mm |
| 搭載テクノロジー | Countervail |
「Infinito」は、新型エンデュランスモデルのスタンダードグレードです。上位の「Infinito PRO」と同じ快適志向の思想を、より選びやすい構成に落とし込んでいます。
日々のロングライドを無理なく楽しみたいライダーや、快適性を重視して初めてのカーボンロードを選ぶ人におすすめの一台です。
Sprint

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Sprint |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポーネント | 105 12s(機械式) |
| サイズ展開 | 47-57cm |
| 搭載テクノロジー | – |
「Sprint」は、カーボンフレームのミドルグレードに位置するオールラウンドモデルです。2026年に新色の追加とリスタイルを受け、扱いやすさとデザイン性をさらに高めています。
初めてのカーボンロードを探している人や、走行性能とデザインのバランスを重視する中級者におすすめの一台です。
Via Nirone 7

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Via Nirone 7 |
| フレーム素材 | アルミ(カーボンフォーク) |
| コンポーネント | SORA/105(複数構成) |
| サイズ展開 | 41-57cm |
| 搭載テクノロジー | – |
「Via Nirone 7」は、ビアンキのアルミロードの定番として長く親しまれてきた入門モデルです。アルミフレームにカーボンフォークを組み合わせることで、軽快な走りと扱いやすさを両立しています。
これからロードバイクを始めたい初心者や、通勤やフィットネスから趣味の走り込みまで幅広く使いたい人におすすめの一台です。
まとめ
この記事では、ビアンキの特徴や独自テクノロジーを解説し、現行のロードバイクを全モデル比較しました。軽量オールラウンドの「Specialissima」、エアロの「Oltre」、エンデュランスの「Infinito」、ミドルの「Sprint」、アルミ入門の「Via Nirone 7」まで、幅広いラインナップが揃っています。
フレームのサイズ感や乗り心地は、実際にまたがってみないとわからない部分もあります。気になるビアンキのモデルが見つかったら、正規代理店や専門店で実車を確認し、試乗したうえで選ぶことをおすすめします。


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