【アンカー】自転車全8モデルを比較|RP9からRL1までおすすめはどれ?

  • アンカーの自転車は種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • レーシングラインとアクティブラインで、フレームや装備の何が違うのか知りたい
  • 初めての1台に選んで後悔しないアンカーの自転車はどれ?

「アンカー」は1990年代末にブリヂストンサイクルが立ち上げた国産スポーツバイクブランドで、トラック競技の日本代表から週末のロングライド愛好者まで幅広く支持される自転車ブランドです。計測とシミュレーションでフレーム形状を詰める設計手法と、日本人の体格に合わせた細かいサイズ展開に定評があります

自転車は自分の走り方や体格に合わないモデルを選んでしまうと、走りやすさや乗り続ける気持ちの続き方にも影響します。買ったあとに長く楽しむためにも、自転車は各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、アンカーの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の自転車を全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、アンカーの自転車が気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

アンカーとはどんな自転車ブランド?特徴と評判を紹介

アンカーは、ブリヂストンサイクルがスポーツ自転車向けに展開するブランドで、競技用のトラックフレームから通勤向けのクロスバイクまでを1つのブランドで受け持っています。プロレースの現場で鍛えられた設計思想と、日本人の体格を前提としたサイズ設定が、他の輸入ブランドとの分かれ目になります

ラインナップはRACING LINEとACTIVE LINEの2区分に整理されており、区分の理解が後半の全モデル比較を読みやすくするポイントです。

アンカーのブランドコンセプト

アンカーは「勝利を目指すアスリートのために」という考え方を出発点にしたブランドで、レースで速く走るために必要な要素を積み上げてきました。ペダルを踏んだ力をどれだけ推進力に変えられるかを軸に、フレームの剛性バランスを組み立てています

現行ラインナップは、競技志向のRACING LINEと、ロングライドや日常使いを想定したACTIVE LINEに分かれます。RACING LINEにはトラック競技用のフレームセットとレース向けロードバイクが並び、ACTIVE LINEには長距離を快適に走るためのロードバイクとクロスバイクが揃うという構成です。

区分が明確なため、自転車選びの入り口で迷いにくいのがアンカーの利点です。レースに出るのか、休日のサイクリングを楽しむのか、通勤の足にするのかを決めれば、候補は自然と数台に絞り込めます。

アンカーの特徴・強み

アンカーの強みは、国内最大規模の自転車メーカーであるブリヂストンサイクルが母体である点に尽きます。素材の開発から解析、試作、テストまでを自社で回せるのが、狙った乗り味に届くまで形を作り替えられる理由です

サイズ展開の細かさも見逃せません。ロードバイクの「RE8」は390mmから、「RL3 DROP」は390〜540mmの4サイズを用意し、適正身長145cm前後の小柄なライダーから190cmまでをカバーします。海外ブランドでは最小サイズでも大きすぎるという人が、アンカーなら体格に合うモデルを見つけやすくなります

購入後に相談できる国内正規販売店の網も、日本でアンカーの自転車を買うメリットです。フレームサイズやポジションは実車にまたがってみないと判断しにくいため、近くの店舗で確認しながら選べる環境は、初めてスポーツバイクを買うライダーほど効いてきます

アンカーの歴史・レース実績

ブリヂストンサイクルがANCHORの名でスポーツバイクへ本格参入したのは、1998〜1999年モデルからです。1996年に立ち上がったサザンクロスプロジェクトが転機となり、選手の感覚を数値に置き換えて剛性バランスを決める開発手法の出発点になったとされます。

競技の現場での実績も積み重ねてきました。東京2020オリンピックの自転車競技(トラック)では日本代表へバイクを供給し、現行のトラックフレーム「TS9」「TE9」は国際大会での金メダル獲得実績を持つモデルの流れを汲みます

レースで得た知見は、そのまま市販モデルの設計へ戻ってきます。トラックバイクで磨いた空力とフレーム剛性の作り方がフラッグシップの「RP9」に反映されているように、アンカーの自転車は競技用途の技術が下位モデルまで降りてくる構造です

アンカーの機能とテクノロジー

ここではアンカーの自転車に採用されている独自テクノロジーを解説します。フレームの形を感覚ではなく解析で決めていく開発プロセスと、それを短期間で形にする自社設備という2つの流れを押さえると、モデルごとの性格差が理解しやすくなります

自転車のカタログに並ぶ技術名は難解に見えますが、狙いはどれも「踏んだ力を無駄なく前へ進む力に変える」という一点への集約です

アンカーの自転車の走りを支える独自のテクノロジーには、以下の6つが挙げられます。

  • PROFORMAT
  • カーボンラボ
  • CFD/FEM解析
  • 専用設計のエアロコンポーネント
  • カーボングレードの作り分け
  • FADE STYLE

PROFORMAT

PROFORMATは、素材と空力、強度、剛性、質量など走りに関わる要素を計測とシミュレーションで解析し、最適なフレーム形状を導き出すアンカーの基盤技術です。ブリヂストンの基盤技術部門とブリヂストンサイクルが共同で開発しました。

開発の手順は、選手の走りを計測してデータ化し、そのデータをもとに形状を計算し、試作して再び計測するという往復です。乗り手の感覚に頼らず数値で判断するため、フレームのどこをどれだけ硬くするかを狙って作り分けられます

現行モデルではフラッグシップの「RP9」からエントリーの「RL3 DROP」まで、幅広い自転車にPROFORMATの設計思想が入っています。価格帯の違いによらず、ペダルを踏んだときの前へ出る感覚に一貫性があるのは、アンカー全体を貫く共通の背骨があるためです

カーボンラボ

カーボンラボは、PROFORMATで導き出した理想形状をすばやく実物にするための、ブリヂストンサイクルの自社研究開発施設です。カーボンの専門技術者が在籍し、設計から試作までを社内で完結させています。

一般的な金属型を起こして試作する方法と比べ、大幅に短い期間で形を変えた試作フレームを作れるのが強みです。試作と検証を何度も回せるため、狙った乗り味に届くまで形状を詰め切れます。

試作回数を稼げることは、乗り手が体感できる細かな剛性の作り分けにつながります。「RP9」と「RP8」のように、素材グレードが違っても乗り味の方向を揃えられるのは、アンカーが試作を高速で繰り返せる体制を持っているからです。

CFD/FEM解析

CFD/FEM解析は、スーパーコンピュータを使った2種類のシミュレーションを組み合わせる手法です。CFD(数値流体力学)で空気の流れを、FEM(有限要素法)で力のかかり方を計算し、フレームやハンドル、ホイールの形状を決めていきます。

空気抵抗はライダーが感じる負荷の大部分を占めるため、パイプの断面形状やケーブルの取り回しを数mm単位で詰める価値があります。同時にFEMで応力の集中する場所を洗い出し、必要な箇所だけを厚く、そうでない箇所を薄く仕上げることで、軽さと強度を両立させる仕組みです

解析の成果は、空力を突き詰めたモデルほどはっきり形に出ます。アンカーの「RP9」やトラックフレームの「TS9」「TE9」の独特なパイプ断面は、見た目のためのデザインではなく、計算の結果として決まった形です

専用設計のエアロコンポーネント

エアロコンポーネントとは、空気抵抗を減らすことを狙って形状を設計したハンドルやステム、シートポストなどの部品を指します。アンカーはフラッグシップの「RP9」向けに、ANCHOR CARBON AERO HANDLE BARとANCHOR AERO STEM、ANCHOR CARBON AERO SEATPOSTを専用設計しました。

汎用パーツを後から組み合わせる場合、それぞれの部品は空力的に優れていても、つながった状態での空気の流れまでは考慮されていません。フレームと同時に設計された専用パーツなら、ハンドル周りからフレーム前方への流れを一続きのものとして最適化できます

ケーブルをフレーム内部に通すフル内装と組み合わせることで、外観の整った見た目と実際の空気抵抗の低減が同時に手に入ります。高速巡航を続けるレースやタイムトライアルのような場面ほど、アンカーの専用設計による空気抵抗の低減がはっきり効いてくる場面です。

カーボングレードの作り分け

カーボンフレームは、繊維の種類や積層の仕方でまったく別の性格になります。アンカーは同じPROFORMATの設計思想のもとで素材グレードを変え、モデルごとのキャラクターを描き分けています。

フラッグシップの「RP9」はHM-CARBONとTORAY T1100、「RP8」と「RE8」はTORAY T800とT700という素材構成です。素材が変われば当然フレームの反応も変わりますが、アンカーは剛性の設定でその差を埋めにいきます。

わかりやすい例が「RP8」です。主要部位の剛性を「RP9」対比で約90%に抑えながら、乗り味は「RP9」と同等になるよう設定されています。上位モデルの素材を安いものに置き換えただけの廉価版ではなく、狙って別の落としどころを作っているのがアンカーの作り分けです。

FADE STYLE

FADE STYLEは、都市から大自然へ移ろっていく風景をグラデーションで表現した、アンカーのデザインコンセプトです。走り出してから景色が変わっていく体験を、そのまま車体の色と柄に置き換えています。

パターンは2系統に分かれます。遠くの山々の稜線をモチーフにしたRIDGE PATTERNは「RE8」「RE6」に、郊外へ向かう移ろいをグラデーションで描くFADE LINEはRLシリーズに採用される構成です。

カラーはオーシャンネイビーやフォレストカーキなど、自然に由来する9色が用意されます。性能で選んだあとに色で迷える幅があるのは、毎日目にする自転車だからこその楽しみ方です

アンカーの自転車全種類の違いを比較

ここからはアンカーの自転車の全種類と違いを解説します。フラッグシップのロードバイク「RP9」から入門用クロスバイクの「RL1」まで、まず比較表で全体像をつかみ、そのあとに各モデルの詳細と「誰に向いているか」を順に見ていきます。

スクロールできます
モデル名 ライン/区分 フレーム素材 重量 適正身長 ブレーキ方式 対象
RP9 RACING LINE/ROAD HM-CARBON+TORAY T1100 6.9kg(DURA-ACE) 155〜188cm 油圧ディスク レース志向の上級者
RP8 RACING LINE/ROAD TORAY T800+T700 8.5kg(105 Di2) 155〜188cm 油圧ディスク レース〜イベント挑戦者
TS9 RACING LINE/TRACK HM-CARBON 1,980g(フレーム) 157cm〜 短距離トラック競技者
TE9 RACING LINE/TRACK HM-CARBON 1,900g(フレーム) 154cm〜 中長距離トラック競技者
RE8 ACTIVE LINE/ROAD TORAY T800+T700 7.4kg(ULTEGRA) 145〜185cm 油圧ディスク ロングライド・ブルベ
RE6 ACTIVE LINE/ROAD アルミA6061 9.7kg(105) 145〜185cm 油圧/機械式ディスク 通勤とサイクリング兼用
RL3 DROP ACTIVE LINE/ROAD アルミA6061 10.3kg 146〜190cm キャリパー(リム) 初めてのロードバイク
RL1 ACTIVE LINE/CROSS アルミA6061 11.7kg(油圧) 150〜185cm 油圧/機械式ディスク 通勤・通学の街乗り

RP9

【RP9】の製品画像

項目 内容
モデル名 RP9
フレーム素材 HM-CARBON+TORAY T1100
サイズ展開 440/490/510/530mm
重量 6.9kg(DURA-ACEモデル)
用途/対象 レース志向の上級者向け

「RP9」は、アンカーのRACING LINEに置かれるフラッグシップのロードバイクで、ステージレースを1台で戦えるオールラウンダーとして開発されました。トラックバイクで培った設計技術を転用し、空力と剛性、軽さのつり合いを高い水準でまとめています

フレームにはHM-CARBONとTORAY T1100を使い、490mmサイズでフレーム重量1,360g、DURA-ACE MODELの完成車重量は6.9kgに収まります。専用設計のANCHOR CARBON AERO HANDLE BARとANCHOR AERO STEM、ANCHOR CARBON AERO SEATPOSTを組み合わせ、ケーブルをフレーム内部に通すフル内装で前方の空気の流れを整えた設計です。

変速はDURA-ACE Di2とULTEGRA Di2から選べ、いずれも電動シフト専用の設計です。クランクは52-36Tでレース向けのギア比、対応タイヤ幅は700×25Cと、舗装路を高速で走り続ける場面に振り切った構成になっています

レースで結果を狙う競技者や、機材の性能を上限まで引き出したい上級者におすすめのロードバイクです。完成車2グレードのほかステムとシートポストが付属するフレームセットも用意され、パーツを自分で選んで組みたいライダーにも応えます。

RP8

【RP8】の製品画像

項目 内容
モデル名 RP8
フレーム素材 TORAY T800+T700
サイズ展開 440/490/510/530mm
重量 8.5kg(105 Di2モデル)
用途/対象 レース〜イベント挑戦者向け

「RP8」は、フラッグシップの「RP9」をベースにカーボン素材のグレードを見直したアンカーのセカンドグレードで、次のステージへ挑むライダーに向けたロードバイクです。設計思想はそのまま受け継ぎ、構成を現実的にまとめ直しています

TORAY T800とT700を組み合わせたフレームは490mmサイズで1,450g、完成車重量は105 Di2 MODELが8.5kg、ワイヤー変速の105 MODELが8.8kgです(いずれも490mm・ペダルなし)。主要部位の剛性を「RP9」対比で約90%に抑えながら、乗り味は「RP9」と同等になるよう仕上げています

対応タイヤ幅は700×28Cまで広がり、路面の荒れた道でも空気圧を落として走れるのが特徴です。変速は電動のSHIMANO 105 Di2とワイヤー式のSHIMANO 105の2グレードから選べ、SELLE ITALIA X1サドルやBRIDGESTONE EXTENZAタイヤなど、走りに直結するパーツも吟味されています。

これからレースやロングライドイベントに挑戦したいライダーには、アンカーのなかでもおすすめしやすいモデルです。フラッグシップの走りに憧れつつ、変速方式まで自分で選んで現実的な構成にまとめたい人にも向きます。

TS9

【TS9】の製品画像

項目 内容
モデル名 TS9
フレーム素材 HM-CARBON
サイズ展開 S/M/L/LL
重量 1,980g(フレームセット・Mサイズ)
用途/対象 短距離トラック競技者向け

「TS9」は、東京2020オリンピックの自転車競技(トラック)で日本代表へ供給されたバイクの流れを汲む、短距離トラック競技用のフレームセットです。国際大会での金メダル獲得実績を持つ、アンカーのなかでも競技専用に振り切ったモデルになります

HM-CARBONのフレームをPROFORMATで設計し、シートポストをフレームと一体化するISP方式(インテグラルシートポスト)を採用しました。フレーム重量はMサイズのシートマスト除きで1,980g、シートマストセットが190gです。

ボトムブラケット(クランクの回転軸を支える部分)にはT47規格を採り、JIS68mm用のアダプターが付属します。ヘッド部にはTANGE IS22ダイレクトインヘッドを備え、スプリント中の強い踏み込みにも耐える剛性を確保しています

スプリントやケイリンなど短距離種目に取り組む競技者におすすめのトラックフレームです。完成車ではなくフレームセットでの販売となるため、コンポーネント(変速機やクランクなどの駆動系一式)やホイールは種目に合わせて組み上げる前提になります。サイズはS・M・L・LLの4展開です。

TE9

【TE9】の製品画像

項目 内容
モデル名 TE9
フレーム素材 HM-CARBON
サイズ展開 SS/S/M/L
重量 1,900g(フレームセット・Mサイズ)
用途/対象 中長距離トラック競技者向け

「TE9」は、中長距離のトラック種目に向けて設計されたアンカーのフレームセットで、「TS9」と同じRACING LINEのTRACKカテゴリに属します。国際大会で金メダルを獲得したモデルの系譜にある競技機材です

HM-CARBONとPROFORMATによる解析を組み合わせつつ、ボトムブラケット部やパイプの接合部のボリュームを抑えたのが設計上の特徴になります。空力と剛性、重量のつり合いを取り直した結果、フレーム重量はMサイズで1,900g、シートポストセットは240gに収まりました。

個人パシュートやポイントレースのように、一定のペースを長く維持する種目で持ち味が出ます。サイズはSS・S・M・Lの4展開で、「TS9」にはないSSサイズが用意されるため、小柄な選手も体格に合わせて選べるのがアンカーらしい配慮です

中長距離のトラック競技へ本格的に取り組む競技者におすすめのフレームセットです。短距離向けの「TS9」との違いは種目適性にあるため、自分が主戦場とするレース距離で選び分けることになります。

RE8

【RE8】の製品画像

項目 内容
モデル名 RE8
フレーム素材 TORAY T800+T700
サイズ展開 390/420/450/480mm
重量 7.4kg(ULTEGRAモデル)
用途/対象 ロングライド・ブルベ向け

「RE8」は、アンカーのACTIVE LINEでカーボンフレームの最上位に位置するロードバイクで、快適なのに進むという走行フィーリングを狙って設計されました。レースバイクほど剛性を張らず、長時間走っても疲れをためにくいセッティングです

PROFORMATで設計したTORAY T800とT700のフレームに、ケーブルフル内装とフラットマウント規格の油圧ディスクブレーキを組み合わせます。完成車重量はULTEGRA MODELが7.4kg、105 Di2 MODELが8.5kg、105 MODELが8.9kgと、ロングライド向けのロードバイクとしては軽い部類に入ります

105系の2グレードは700×32Cまでのタイヤを装着でき、荒れた峠道や未舗装路の混じるルートでも落ち着いて走れるのが強みです。サイズは390mmから展開し適正身長145cmに対応するため、小柄なライダーがフレームサイズで妥協せずに済むのも利点です。

1日100kmを超えるロングライドや、ブルベ(規定時間内に長距離を走りきる認定サイクリング)を楽しみたいライダーに向いています。レースには出ないけれど良い機材で長く乗りたいという人も、ULTEGRA・105 Di2・105の3グレードから使い方に合う構成を選べます。

RE6

【RE6】の製品画像

項目 内容
モデル名 RE6
フレーム素材 アルミA6061+カーボンフォーク
サイズ展開 390/430/470/510mm
重量 9.7kg(105モデル)
用途/対象 通勤とサイクリング兼用

「RE6」は、アンカーのACTIVE LINEに並ぶアルミフレームのロードバイクで、ロードバイクならではの速度域を気軽に味わえるのがテーマです。コンポーネントの異なる3グレードで、想定する使い方を出し分けているのが特徴です。

アルミA6061のフレームにベンドタイプのカーボンフォークを合わせ、全グレードで700×32Cのタイヤに対応します。完成車重量は470mmサイズで105 MODELが9.7kg、CUES 9s MODELが10.9kg、CLARIS MODELが10.8kgです(CUES 9sとCLARISはペダルなし)。

105 MODELは油圧ディスクブレーキを備え、レバーを軽く握るだけで速度を落とせます。CUES 9s MODELとCLARIS MODELは機械式ディスクブレーキで、日常的に乗り回す使い方に合う構成です。リアフェンダーやキャリアの取り付けにも対応するため、荷物を積んだ通勤にも無理なく使えます

通勤や街乗りと休日のサイクリングを1台で兼ねたいライダーにおすすめのロードバイクです。ギア比も105 MODELが11-34T、CUES 9s MODELが11-36Tと使い方に合わせて変えてあり、坂の多い地域でも足を残して登れます。

RL3 DROP

【RL3 DROP】の製品画像

項目 内容
モデル名 RL3 DROP
フレーム素材 アルミA6061+フルカーボンフォーク
サイズ展開 390/440/490/540mm
重量 10.3kg(ペダル付き)
用途/対象 初めてのロードバイク向け

「RL3 DROP」は、上位モデルの設計思想を引き継ぎながら手に取りやすくまとめた、アンカーのエントリー向けドロップハンドルロードバイクです。最初の1台でロングライドを楽しみたいという用途に照準を合わせています。

アルミA6061のフレームにフルカーボンフォークを組み合わせ、PROFORMATによる設計で長距離でも疲れにくい乗り味を狙いました。フレーム重量は490mmサイズで2,060g、完成車重量はペダル込みで10.3kgです。

現行のアンカーで唯一のキャリパーブレーキ(車輪のリムを両側から挟んで減速させるリムブレーキ)仕様で、上ハンドルを握ったままでも操作できるセーフティブレーキレバーが付きます。タイヤは700×28Cのセミスリック、変速はSHIMANO CLARISの2×8速で、構造がシンプルなぶん自分で手を入れやすいのも入門者に向く点です

ドロップハンドルにこれから慣れたい初心者におすすめのロードバイクです。サイズは390mmから540mmまでの4展開で適正身長146〜190cmをカバーし、アンカーの現行ラインナップで最も幅広い体格に対応します。

RL1

【RL1】の製品画像

項目 内容
モデル名 RL1
フレーム素材 アルミA6061
サイズ展開 420/470/520mm
重量 11.7kg(油圧ディスクモデル)
用途/対象 通勤・通学の街乗り向け

「RL1」は、RLシリーズの設計を受け継いだアンカーのクロスバイクで、スポーツ自転車の入り口として組み立てられたモデルです。現行ラインナップで唯一のフラットバー(まっすぐな一本ハンドル)仕様になります。

アルミA6061のフレームに700×32CのBRIDGESTONE LIBELQタイヤを合わせ、ブレーキは油圧ディスクのBR-MT200と機械式ディスクのBR-M375の2仕様から選べます。ローターはどちらも160mmで、完成車重量は470mmサイズで油圧式が11.7kg、機械式が11.9kgです(スタンド、ワイヤー錠、ランプ類を除く)。

変速はSHIMANO ALTUSとTOURNEY系の8速、スプロケットは11-32Tで、坂道でも軽いギアを残せる設定です。前傾のきつくないフラットバーと32C幅のタイヤの組み合わせは、段差や路面の目地が多い市街地でも扱いやすく、スポーツ自転車が初めてでも身構えずに乗り出せます

通勤や通学、街乗りが中心のライダーにおすすめのクロスバイクですライトとワイヤー錠、スタンドが純正で装備され、3年間の盗難補償も付くため、購入したその日から日常の足として使い始められます。サイズは420・470・520mmの3展開です。

まとめ

この記事では、アンカーの自転車のブランド背景や独自テクノロジーを解説し、現行ラインナップを全モデル比較しました。競技志向のRACING LINEと、ロングライドや日常使いを想定したACTIVE LINEという2軸で整理されており、どのモデルにもPROFORMATを軸にした解析ベースの設計思想が通っています

選び方の指針はシンプルです。レースで勝ちにいくなら「RP9」か「RP8」、トラック競技に取り組むなら「TS9」か「TE9」、ロングライドを快適に楽しむなら「RE8」か「RE6」、初めての1台なら「RL3 DROP」か「RL1」という並びで候補を絞れます。用途が決まったら、次はサイズです。適正身長145〜190cmを細かく刻むアンカーだからこそ、身長と適正サイズを確認したうえで選ぶ価値があります

気になるモデルが決まったら、正規販売店で実車にまたがってサイズ感を確かめるのが確実です。カラーはFADE STYLEの展開から選べますので、アンカーの自転車選びの参考になれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学生のころから自転車に親しみ、これまで複数ブランドのロードバイクやクロスバイクを実際に購入して乗り比べてきました。各モデルの機能や乗り味、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サイクルセレクト』を運営しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

タップできる目次