- ヤマハの電動アシスト自転車は種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
- PASとYPJの違いや、Withシリーズ内での違いを知りたい
- 子ども乗せや通学に向いているヤマハのモデルはどれ?
「ヤマハ」は1955年創業のヤマハ発動機が展開するブランドで、子育て世代や学生からスポーツ志向のライダーまで幅広く支持される電動アシスト自転車のパイオニアです。1993年に世界初の電動アシスト自転車「PAS」を発売して以来、ドライブユニットを自社で開発・生産し、坂道や向かい風でも自然に押し出すアシスト制御に定評があります。
本記事では、ヤマハの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の電動アシスト自転車を全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、ヤマハの電動アシスト自転車が気になっている人はぜひチェックしてください。
ヤマハとは電動アシストに特化した自転車ブランド
ヤマハの電動アシスト自転車は、街乗り向けの「PAS」とスポーツ向けの「YPJ」という2つのブランドで展開されています。ヤマハ発動機が国内で販売する自転車は、子ども乗せモデルから山道を走るスポーツモデルまで、すべてが電動アシスト自転車で構成されている点が特徴です。
ヤマハとは、1955年に創業したヤマハ発動機の自転車ブランドで、1993年に世界で初めて電動アシスト自転車を発売した草分けとして知られています。モーターサイクルメーカーとして培ったモーター制御の技術を自転車に生かし、ペダルをこいだ力に自然に寄り添うアシスト感で多くのユーザーに選ばれてきました。
ヤマハの歴史・創業背景
ヤマハの電動アシスト自転車の歴史は、1993年11月に神奈川・静岡・兵庫の3県で「PAS」を限定発売したところから始まります。翌1994年4月には全国販売を開始し、ペダルをこぐ力をモーターが補助する仕組みで、運転免許のいらない自転車として乗れる電動アシスト自転車を世に広めました。
2019年には累計生産台数500万台を達成し、2022年にはPASが国立科学博物館の「未来技術遺産」に登録されています。30年以上にわたって電動アシスト自転車をつくり続けてきた実績は、ヤマハのモデルを選ぶうえで大きな安心材料です。
PASとYPJの2ブランド構成
ヤマハの「PAS」は、子ども乗せや通学、買い物、ビジネスまで日常の移動を担う電動アシスト自転車のブランドです。低床フレームや大型バスケット、チャイルドシートなど生活の場面に合わせた装備を持つシティサイクルが中心で、普段の足として毎日使うことを前提に設計されています。
毎日の買い物や送迎、通学に使うならPAS、休日のサイクリングや未舗装路の走行を楽しみたいならYPJと考えると、ブランド選びの段階で迷いません。ヤマハの電動アシスト自転車は、まず「暮らしの足」か「スポーツ」かで大きく2つに分類できると覚えておくと便利です。
ヤマハの特徴・強み
ヤマハの大きな強みは、電動アシスト自転車の心臓部であるドライブユニット(モーターと制御装置を一体にした駆動部)を自社で開発・生産している点です。2013年には主に海外の自転車メーカーに向けたドライブユニットのOEM供給(他社ブランド製品への部品供給)を始め、2024年からは欧州でのドライブユニット生産も開始しました。
購入後のサポートも手厚く、ヤマハのPASには長期保証制度と3年間の盗難保険も用意されているのが心強いポイントです。毎日使う電動アシスト自転車だからこそ、故障や盗難に備えた保証の内容まで含めて比べられる点は、ヤマハを選ぶ大きな理由になるでしょう。
ヤマハの機能とテクノロジー
ヤマハの電動アシスト自転車には、PASとYPJの多くのモデルに共通するアシスト制御やバッテリー、操作系の独自技術が搭載されています。各テクノロジーの仕組みを先に押さえておくと、全モデル比較でアシスト方式や走行距離の違いがどこから生まれるのかを理解しやすくなります。
ヤマハの電動アシスト自転車に搭載されている主な機能・テクノロジーは以下の5つです。
- スマートパワーアシスト|トリプルセンサーで自動パワーコントロール
- 15.8Ahバッテリー&コンパクト充電器
- スマートクロックスイッチ
- PWseries S2|クワッドセンサーシステム
- オートマチックアシストモード
スマートパワーアシスト|トリプルセンサーで自動パワーコントロール
ヤマハのスマートパワーアシストは、乗る人のこぎ方に合わせてアシスト力を自動で調整する、PASの多くのモデルが搭載する制御技術です。走行モードで「スマートパワーモード」を選ぶだけで、パワフルな領域から節約寄りの領域まで、アシストの強さを状況に応じて切り替えます。
坂道ではしっかり押し出し、平坦路ではアシストを抑えてバッテリーを節約するため、ヤマハのPASはモードを細かく切り替える手間がかかりません。電動アシスト自転車に初めて乗る人でも、こぎ出しから巡航まで自然な感覚で走れる点が大きなメリットです。
15.8Ahバッテリー&コンパクト充電器
ヤマハの15.8Ahバッテリーは、PASの大半のモデルが採用する大容量バッテリーです。公式では「大容量なのに小さくて軽い」と案内されており、重たい荷物を抱えた状態でも着脱しやすいサイズに収まっています。
一方で、エントリーモデルの「PAS CHEER」は10.2Ah、軽快さを重視した「PAS CRAIG」は8.9Ahと容量が異なります。容量の差は一充電あたりの走行距離の差に直結するため、ヤマハの電動アシスト自転車を選ぶときは、毎日の走行距離とバッテリー容量をセットで確認するのがおすすめです。
スマートクロックスイッチ
ヤマハのスマートクロックスイッチは、ハンドルの手元に配置された液晶表示つきの操作スイッチです。時計表示や消費カロリー、バッテリー残量を確認でき、残量が20%を下回るとランプとブザーで知らせてくれます。
操作のシンプルさを重視したモデルには、大きな文字で「強」「弱」を選ぶだけの液晶かんたんスイッチが採用されています。「PAS CHEER」や「PAS GEAR-U」にはバッテリー残量や残りアシスト走行可能距離、速度、時計を表示する液晶5ファンクションメーターを搭載し、ヤマハは使う人に合わせて手元の操作系を作り分けました。
PWseries S2|クワッドセンサーシステム
ヤマハのPWseries S2は、YPJの主力モデルが搭載するセンターモーター型のドライブユニットです。重量2.85kg、定格出力250W、最大トルク(モーターが車輪を回す力の強さ)75Nmというスペックで、従来のPWseries STと比べて約20%の小型化と約16%の軽量化を果たしながら、最大トルクを約7%高めています。
小型・軽量なユニットと高いトルクの組み合わせにより、YPJは急な登り坂でも力強く押し出し、平坦な道では軽快なペダリングを保てます。なお、フラッグシップの「YPJ-MT Pro」は、別系統となるヤマハ最小・最軽量のドライブユニット「PW-X3」を搭載しています。
オートマチックアシストモード
ヤマハのオートマチックアシストモードは、YPJシリーズに搭載された、走行状況に合わせてアシストモードを自動で選ぶ機能です。HIGH、STD、ECOの3つのモードから、路面や勾配に応じたアシストを自動で選択します。
考え方はPASのスマートパワーアシストに近く、ヤマハは街乗りモデルからスポーツモデルまで「アシスト選びを自転車に任せられる」設計をそろえています。操作の手間を減らしたいなら、オートマチックアシストモードを搭載したYPJを選ぶのがおすすめです。
ヤマハの全モデルの種類と違いを比較
ヤマハの電動アシスト自転車は、現行の2026年モデルだけでも普段使いからスポーツまで幅広いラインナップがそろっています。公式の用途分類をもとに7つのグループに分け、グループごとの比較表と各モデルの詳細を順に紹介します。
ヤマハの電動アシスト自転車を以下の7種類のカテゴリ別に分けて解説します。
- 普段のお出かけモデル(With/SION-U/CHEER)
- 子ども乗せモデル(babby/kiss)
- 通学モデル(ULU/RIN/Ami/CITY-SP5)
- CRAIGシリーズ(スタイリッシュ街乗りモデル)
- コンパクト小径モデル(Carigo/CITY-X/CITY-C)
- 3輪・ビジネスモデル(ワゴン/GEAR-U)
- スポーツモデル(YPJ)
普段のお出かけモデル(With/SION-U/CHEER)
買い物や近所への移動など、日常使いを想定したヤマハの電動アシスト自転車のグループです。どのモデルも低床U型フレーム(下側が低くU字形になった、またぎやすいフレーム)を採用し、アシスト力やデザイン、軽さ、バッテリー容量の違いで選び分けられます。比較表の後に各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS With SP | 15.8Ah | 103km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 最高アシストレベル・強化ハブ |
| PAS With DX | 15.8Ah | 100km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 籐風バスケット・ドレスガード |
| PAS With | 15.8Ah | 100km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | Withシリーズ最軽量 |
| PAS SION-U | 15.8Ah | 91〜98km | 内装3段 | 強・弱の2モード | 軽量・ショートクランク |
| PAS CHEER | 10.2Ah | 70km | なし(シングルギア) | スマートパワーアシスト | エントリーモデル |
PAS With SP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS With SP |
| 区分 | 普段のお出かけ |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 103km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS With SP」は、ヤマハが「Withシリーズ最高アシストレベルのプレミアムモデル」と位置づける電動アシスト自転車です。24型と26型の2サイズを用意し、上り坂の多い地域での買い物や毎日の長距離移動を想定した上位モデルにあたります。
坂道の多い地域に住む人や、荷物の多い買い物、長い距離を毎日走る人に向いています。Withシリーズで迷ったときは、アシスト力を重視するなら「PAS With SP」を選ぶのがおすすめです。
PAS With DX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS With DX |
| 区分 | 普段のお出かけ |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 100km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS With DX」は、ヤマハが「細部までデザインにこだわったファッショナブルモデル」として展開する電動アシスト自転車です。「PAS With」の機能を受け継ぎながら見た目と質感を高めており、2026年モデルではリフレクター一体の砲弾型ランプを採用しました。
15.8Ahバッテリーとスマートパワーアシストは「PAS With」と共通で、走行性能は同等です。毎日使う電動アシスト自転車だからこそデザインにもこだわりたい人や、スカートで乗る機会が多い人におすすめのモデルといえます。
PAS With

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS With |
| 区分 | 普段のお出かけ |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 100km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS With」は、ヤマハのWithシリーズで最も軽い、定番シティサイクルタイプの電動アシスト自転車です。軽さと機能、使い勝手のバランスに優れたベーシックモデルで、24型と26型から体格に合わせて選べます。
初めて電動アシスト自転車を買う人や、買い物や通勤で毎日使えるモデルを探している人に向いています。ヤマハのPASで迷ったときの基準になる存在として、まず候補に入れておきたいおすすめの1台です。
PAS SION-U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS SION-U |
| 区分 | 普段のお出かけ |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 91〜98km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS SION-U」は、ヤマハが「日々のお出かけがもっと楽しくなる軽量コンパクトモデル」とうたう、軽さ重視の電動アシスト自転車です。20型はPASシリーズでもトップクラスの軽さで、24型も「PAS With」の24型より3.4kg軽いと公式に案内されています。
小柄な人やシニア世代、自転車を持ち上げたり押して歩いたりする場面が多い人におすすめの電動アシスト自転車です。適応身長の目安は20型が133cm以上と、ヤマハのラインナップの中でも低めに設定されています。
PAS CHEER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CHEER |
| 区分 | 普段のお出かけ |
| バッテリー | 10.2Ah |
| 最長走行距離 | 70km |
| 変速 | なし(シングルギア) |
「PAS CHEER」は、「ベーシック機能を装備したエントリーモデル」と位置づけられた、ヤマハの普段のお出かけモデルの入門機です。必要な機能に絞った電動アシスト自転車で、24型と26型の2サイズを展開しています。
近所の買い物や駅までなど、短い距離の移動が中心の人や、変速操作をしたくない人におすすめです。最長走行距離は70kmと「PAS With」より短いため、長い距離を毎日走るならヤマハのWithシリーズを選ぶほうが充電の手間を減らせます。
子ども乗せモデル(babby/kiss)
お子さまの送迎用に、チャイルドシートを標準装備した20インチのヤマハの電動アシスト自転車です。後ろ乗せか前乗せかで選ぶのが基本で、どちらも幼児2人同乗基準適合車(保護者が幼児2人を乗せて走るための基準に適合した自転車)のため、家族構成に合わせて拡張できます。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS babby | 15.8Ah | 77km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 後ろ乗せ(ハグシートプラス) |
| PAS kiss | 15.8Ah | 77km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 前乗せ(コクーンルームプラス) |
PAS babby

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS babby |
| 区分 | お子さまの送迎 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 77km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS babby」は、ヤマハが「夫婦で共用しやすいコンパクトな後ろ乗せモデル」と位置づける子ども乗せ電動アシスト自転車です。1歳〜小学校入学前まで長く使える後ろ乗せタイプで、フレームが低く小柄な人でもまたぎやすい一方、高身長の人でも足回りに余裕があります。
ブレーキはフロントにVブレーキ(リムを左右から挟んで止めるブレーキ)、リヤに大型フィン付きローラーブレーキ(後輪のハブ内部で制動するブレーキ)を組み合わせています。スタンドをかけるとハンドルが固定されるスタンド連動式ハンドルストッパーにより、乗せ降ろしのときも車体がふらつきにくい電動アシスト自転車です。
1歳以上のお子さまを長く乗せたい家庭や、夫婦で1台を共用したい家庭には「PAS babby」がおすすめです。別売のフロントチャイルドシートを付ければ、ヤマハの後ろ乗せモデルのまま2人乗せにも対応できます。
PAS kiss

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS kiss |
| 区分 | お子さまの送迎 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 77km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS kiss」は、ヤマハが「小さなお子さまも安心のコンパクトな前乗せモデル」として展開する子ども乗せ電動アシスト自転車です。適用年齢は1歳〜4歳未満(身長100cm以下・体重15kg以下)で、初めてお子さまを乗せる家庭を想定した前乗せタイプにあたります。
後ろには許容積載質量30kgのクラスSパイプリヤキャリヤを装備し、お子さまが増えたら後ろ乗せシートを追加可能です。1〜3歳の小さなお子さまの様子を目の前で確かめながら走りたい家庭におすすめで、成長後は前カゴに付け替えられるため2人目を見据えた家庭にも向いています。
通学モデル(ULU/RIN/Ami/CITY-SP5)
中高生の毎日の通学を想定した、26〜27インチのヤマハの電動アシスト自転車です。どのモデルも1キー3ロック(1本のキーでワイヤー錠とサークル錠、バッテリーロックを操作できる仕組み)で盗難対策を強化しており、デザインの好みや荷物の量、身長で選び分けられます。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS ULU | 15.8Ah | 106km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 骨太フレーム・アップハンドル |
| PAS RIN | 15.8Ah | 96km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | ループ型フレーム・フラットバー |
| PAS Ami | 15.8Ah | 98km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | デルタハンドル・大型バスケット |
| PAS CITY-SP5 | 15.8Ah | 88km | 内装5段 | スマートパワーアシスト | PAS唯一の27型 |
PAS ULU

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS ULU |
| 区分 | 毎日の通学 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 106km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS ULU」は、「デザインと機能性を両立したタフなシティモデル」としてヤマハが送り出す通学向けの電動アシスト自転車です。低重心で力強い印象の骨太フレームを採用し、2026年モデルでは新色のマットセレスタイトブルーが加わりました。
オートエコモードプラスで最長106kmと、通学モデルの中で最も長い距離を走れます。荷物が多い部活生や、個性的でタフなデザインを好む学生におすすめで、適応身長の目安は148cm以上と案内されています。
PAS RIN

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS RIN |
| 区分 | 毎日の通学 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 96km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS RIN」は、ヤマハが「カッコよさと機能性を両立した、スタンダードモデル」と位置づける通学向けの電動アシスト自転車です。多彩なカラーで自分らしさを出せるモデルで、2026年モデルでは新色のシアンブルーが加わっています。
時計付きのスマートクロックスイッチは、時間に追われる朝の通学で時刻を確かめるのに役立ちます。性別を問わず使える定番の通学用電動アシスト自転車を探している学生や、安定感を重視して長い距離を通う学生におすすめです。
PAS Ami

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS Ami |
| 区分 | 毎日の通学 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 98km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS Ami」は、ヤマハが「カワイイと実用性を両立したファッショナブルモデル」として展開する通学向けの電動アシスト自転車です。かわいらしいデザインとカラーリングに、毎日の通学で役立つ実用的な装備を組み合わせました。
通学カバンが大きい学生や、デザインのかわいさを重視する人におすすめのモデルです。通学だけでなく卒業後の普段使いにもなじむデザインのため、長く乗れる電動アシスト自転車を探している人にも向いています。
PAS CITY-SP5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CITY-SP5 |
| 区分 | 毎日の通学 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 88km |
| 変速 | 内装5段 |
「PAS CITY-SP5」は、「内装5段変速&27インチタイヤ採用の快速モデル」として展開される、ヤマハのPASで唯一の27インチモデルです。高身長の学生や通勤する大人にも乗りやすいサイズの電動アシスト自転車に仕上がっています。
身長154cm以上の高校生や大人で、距離の長い通学や通勤をスピーディにこなしたい人におすすめです。3段変速では物足りない人にとって、ヤマハの通学モデルの中で最も走りに余裕のある選択肢になります。
CRAIGシリーズ(スタイリッシュ街乗りモデル)
細身のフレームとシンプルなデザインで、スポーツ自転車らしい見た目を重視する人に向けたヤマハの電動アシスト自転車のシリーズです。700C(クロスバイクなどで使われる大径タイヤの規格)のスポーティなモデルと、20インチ小径(タイヤ径が小さい自転車)の新型「PAS CRAIG ALLEY」があり、バッテリー容量によって走行距離も大きく変わります。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS CRAIG PLUS | 15.8Ah | 124km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 前後フェンダー標準 |
| PAS CRAIG | 8.9Ah | 70km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 軽量でシンプルな基本モデル |
| PAS CRAIG ALLEY | 15.8Ah | 128km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 20型小径・セミライザーハンドル |
PAS CRAIG PLUS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CRAIG PLUS |
| 区分 | 街乗り(CRAIG) |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 124km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS CRAIG PLUS」は、「洗練されたCRAIGのデザインに実用性をプラス」したモデルとして、CRAIGシリーズの上位に位置するヤマハの電動アシスト自転車です。細く均整の取れたダイヤモンド型フレーム(三角形を2つ組み合わせたスポーツ自転車の基本形状)に、700×38Cのタイヤを組み合わせています。
デザイン性の高い電動アシスト自転車で通勤や通学をしたい人や、1回の充電で長く走りたい人におすすめです。適応身長の目安は156cm以上と高めなので、ヤマハのCRAIGシリーズを検討するときは身長もあわせて確認しておきましょう。
PAS CRAIG

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CRAIG |
| 区分 | 街乗り(CRAIG) |
| バッテリー | 8.9Ah |
| 最長走行距離 | 70km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS CRAIG」は、ヤマハが「洗練されたデザインのスタイリッシュなシンプルモデル」とうたう、CRAIGシリーズの基本となる電動アシスト自転車です。ダイヤモンド型フレームにクロム調のグラフィックとブラックリムを合わせ、足まわりまで統一感のある見た目に仕上げています。
近距離の街乗りが中心で、シンプルで軽快な電動アシスト自転車を求める人におすすめのモデルです。通勤や遠出で長い距離を走るなら、同じデザインの方向性で15.8Ahバッテリーを積んだ「PAS CRAIG PLUS」のほうが充電の回数を減らせます。
PAS CRAIG ALLEY

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CRAIG ALLEY |
| 区分 | 街乗り(CRAIG) |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 128km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS CRAIG ALLEY」は、2026年3月に発売されたヤマハの新型電動アシスト自転車で、「ふだんを、さりげなく、軽やかに。」をコンセプトにしたCRAIGシリーズの20インチ小径モデルです。直線基調のスチールフレームが、すっきりとした街乗りスタイルをつくります。
キャリヤや両立スタンド、バスケットは別売アクセサリーのため、必要な装備を後から選んで自分好みに仕立てられます。小径車のおしゃれさと取り回しやすさを求める人や、カスタムを楽しみたい人におすすめの電動アシスト自転車です。
コンパクト小径モデル(Carigo/CITY-X/CITY-C)
20インチの小さなタイヤで、取り回しやすさを重視したヤマハの電動アシスト自転車のグループです。積載性を重視した「PAS Carigo」、走りを重視した「PAS CITY-X」、扱いやすさを重視した「PAS CITY-C」と、モデルごとに個性がはっきり異なります。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS Carigo | 15.8Ah | 108km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 前後キャリヤ標準 |
| PAS CITY-X | 15.8Ah | 116km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | Xフレーム・セミスリックタイヤ |
| PAS CITY-C | 15.8Ah | 109km | 内装3段 | スマートパワーアシスト | 全長1,575mm・低床U型 |
PAS Carigo

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS Carigo |
| 区分 | コンパクト小径 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 108km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS Carigo」は、「CARRY & GO!! 運ぶスタイル自由自在」をコンセプトに2026年モデルとして登場した、ヤマハの新型電動アシスト自転車です。カスタムと積載に特化した小径モデルで、公式では「PASシリーズ最高のアシストレベル」と案内されています。
クーラーボックスやレジャー用品など大きな荷物を運ぶ人や、アクセサリーで自分だけの1台に仕立てたい人におすすめです。適応身長の目安は139cm以上と低めのため、体格の異なる家族で乗り回す使い方にも合わせやすい電動アシスト自転車といえます。
PAS CITY-X

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CITY-X |
| 区分 | コンパクト小径 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 116km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS CITY-X」は、ヤマハが「クールな直線デザインのスタイリッシュ&コンパクトモデル」と位置づける小径の電動アシスト自転車です。ワイヤーを内蔵した直線的なXフレームが、コンパクトな車体を引き締まった印象に見せています。
最長116kmの走行距離を備え、小径車でも走りの軽快さを妥協したくない人や、マンションなど限られたスペースで保管したい人におすすめです。適応身長の目安は153cm以上のため、小柄な人は「PAS CITY-C」と比べて選ぶのが確実でしょう。
PAS CITY-C

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS CITY-C |
| 区分 | コンパクト小径 |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 109km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS CITY-C」は、「毎日にちょうどいい、扱いやすいコンパクトモデル」として展開されるヤマハの小径電動アシスト自転車です。全長1,575mm、車両重量22.0kgの軽量コンパクトな車体で、エレベーターに載せられるサイズ感(エレベーターの大きさによる)と公式に案内されています。
マンション住まいで自転車をエレベーターで運ぶ人や、小柄な人、乗り降りのしやすさを重視する人におすすめします。適応身長の目安が142cm以上と低めに設定されているため、家族で共用する電動アシスト自転車としても選びやすいモデルです。
3輪・ビジネスモデル(ワゴン/GEAR-U)
積載性と安定性を最優先した、特殊な用途向けのヤマハの電動アシスト自転車です。ふらつきにくい3輪で日常の買い物を支える「PAS ワゴン」と、業務用の重い荷物を運ぶ「PAS GEAR-U」で、想定する使い方がはっきり異なります。
| モデル名 | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | アシスト方式 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| PAS ワゴン | 15.8Ah | 79km(弱モード) | 内装3段 | 強・弱の2モード | 3輪・前後バスケット |
| PAS GEAR-U | 15.8Ah | 73km | 内装3段 | 強・標準・オートエコの3モード | 積載30kgのリヤキャリヤ |
PAS ワゴン

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS ワゴン |
| 区分 | 3輪・ビジネス |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 79km(弱モード) |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS ワゴン」は、ヤマハが「やさしい操作性と積載性に優れた3輪モデル」と位置づける電動アシスト自転車です。前輪18インチ、後輪16インチの3輪構成で、約19リットル(最大3kg)のフロントバスケットと約39リットル(最大積載量17kg)のリヤバスケットを装備しています。
2輪でのふらつきに不安がある人や、まとめ買いで荷物が多くなりがちなシニア世代におすすめです。一般の自転車とは乗車感覚が異なるため、ヤマハは購入後に安全な場所で練習するよう案内しており、練習用の固定器具も同梱されています。
PAS GEAR-U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PAS GEAR-U |
| 区分 | 3輪・ビジネス |
| バッテリー | 15.8Ah |
| 最長走行距離 | 73km |
| 変速 | 内装3段 |
「PAS GEAR-U」は、「積載性に優れたタフなビジネス専用設計モデル」としてヤマハが展開する業務用の電動アシスト自転車です。配達や営業など仕事で使うことを前提に、24型と26型の2サイズを用意しました。
車両重量は34.6〜34.9kgと重めのため、押し歩きや駐輪では一般向けのPASより力が要ります。新聞や郵便、宅配などの業務で重い荷物を毎日運ぶ事業者や、頑丈さを最優先する人におすすめですが、ヤマハのPAS長期保証の対象外である点には注意が必要です。
スポーツモデル(YPJ)
e-MTBやグラベル、マルチパーパス、クロスバイクをそろえた、ヤマハのスポーツ電動アシスト自転車「YPJ」のグループです。PASとは異なる外装変速や油圧式ディスクブレーキ、500Whの大容量バッテリーを備えており、走るフィールドに合わせて選び分けられます。
| モデル名 | ドライブユニット | バッテリー | 最長走行距離 | 変速 | 走行タイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| YPJ-MT Pro | PW-X3 | 13.1Ah(500Wh) | 196km | 外装12速 | e-MTB(フルサスペンション) |
| WABASH RT | PWseries S2 | 13.1Ah(500Wh) | 188km | 外装11速 | グラベル |
| CROSSCORE RV | PWseries S2 | 13.1Ah(500Wh) | 184km | 外装12速 | マルチパーパス |
| CROSSCORE Connected | PWseries S2 | 13.1Ah(500Wh) | 188km | 外装9速 | クロスバイク(アプリ連携) |
| CROSSCORE RC | PWseries S2 | 13.1Ah(500Wh) | 188km | 外装9速 | クロスバイク |
YPJ-MT Pro

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | YPJ-MT Pro |
| 区分 | スポーツ(YPJ) |
| バッテリー | 13.1Ah(500Wh) |
| 最長走行距離 | 196km |
| 変速 | 外装12速 |
「YPJ-MT Pro」は、ヤマハのフルサスペンション(前後輪にサスペンションを備えた構造)e-MTBのフラッグシップモデルです。ペダルをこいだ瞬間に車輪の端まで力が伝わるような「人馬一体」の感覚を目指して開発され、S/M/Lの3サイズを展開しています。
ヤマハは足まわりにROCKSHOXのフロント160mm/リヤ150mmサスペンションを備え、SHIMANO DEORE XTの外装12速やMAGURA MT-5ブレーキなど、本格的なコンポーネント(変速機やブレーキなどの部品群)をそろえています。
本格的なトレイルライド(山の中の未舗装路を走ること)や山道の登坂を楽しみたい上級者におすすめの電動アシスト自転車です。公式はサイズ選びをYPJ Pro Shopで相談するよう案内しており、歩道を走行できないと明記されている点も購入前に押さえておきたいポイントになります。
WABASH RT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | WABASH RT |
| 区分 | スポーツ(YPJ) |
| バッテリー | 13.1Ah(500Wh) |
| 最長走行距離 | 188km |
| 変速 | 外装11速 |
「WABASH RT」は、ドロップハンドルを備えたヤマハのグラベルタイプの電動アシスト自転車です。通勤などの日常使いから週末のツーリング、山道でのライディングまで幅広い用途に対応し、S/M/Lの3サイズを展開しています。
ボトルケージマウントやキャリヤ用マウント、フェンダー用マウントといったダボ穴(アクセサリーを取り付けるためのネジ穴)を備え、荷物を車体に積んで旅をするバイクパッキングにも対応します。プラスエコモードで最長188km走れるうえ、車両重量は21.0〜21.3kgとYPJの中で最も軽く仕上げられました。
週末のロングツーリングや林道走行、通勤から遠出まで1台でこなしたい人には「WABASH RT」がおすすめです。舗装路と未舗装路をまたいで走りたいライダーにとって、ヤマハのラインナップの中で最も行動範囲を広げやすい電動アシスト自転車といえます。
CROSSCORE RV

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CROSSCORE RV |
| 区分 | スポーツ(YPJ) |
| バッテリー | 13.1Ah(500Wh) |
| 最長走行距離 | 184km |
| 変速 | 外装12速 |
「CROSSCORE RV」は、「365 days, 1 bike」をテーマに2026年2月に登場した、ヤマハのマルチパーパス電動アシスト自転車です。街乗りの快適さとトレイルの開放感を両立させたモデルで、S/Mの2サイズを展開しています。
ベージュのグリップやサドル、タイヤサイドにゴールドグラフィックを合わせたデザインは、街なかでも未舗装路でも映えるスタイルに仕上がっています。平日は通勤や街乗り、休日は未舗装路や軽いトレイルを楽しみたい人におすすめです。クロスバイクとマウンテンバイクの中間にあたる性格のため、ヤマハのYPJで1台の行動範囲をできるだけ広げたいライダーに向いています。
CROSSCORE Connected

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CROSSCORE Connected |
| 区分 | スポーツ(YPJ) |
| バッテリー | 13.1Ah(500Wh) |
| 最長走行距離 | 188km |
| 変速 | 外装9速 |
「CROSSCORE Connected」は、日常のコミューティング(通勤や通学などの移動)からスポーツライドまでこなすヤマハの電動アシストクロスバイクに、スマートフォン連携を加えたモデルです。S/M/Lの3サイズで、カラーはスペースグラファイトの1色にしぼられています。
アプリ連携では、ライド管理やフィットネストラッキング、マップベースのナビゲーションを利用でき、ルートプランナーのKomootとも連携できます。ライド記録やアプリ連携を楽しみたい人や、ガジェット好きの通勤ライダーにおすすめで、アプリ連携が不要なら電動アシスト自転車として同等の走りを持つ「CROSSCORE RC」を選ぶと良いでしょう。
CROSSCORE RC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CROSSCORE RC |
| 区分 | スポーツ(YPJ) |
| バッテリー | 13.1Ah(500Wh) |
| 最長走行距離 | 188km |
| 変速 | 外装9速 |
「CROSSCORE RC」は、日常のコミューティングからスポーツライドまで快適にこなす、ヤマハの電動アシストクロスバイクです。YPJの入門にあたるモデルで、S/M/Lの3サイズと3色のカラーを用意しています。
サイドスタンドやアクセサリーマウントなど、街乗りで役立つ装備も備えています。通勤や通学、フィットネスでスポーツタイプの電動アシスト自転車を始めたい人に、まず検討してほしいおすすめモデルです。
まとめ
本記事では、世界初の電動アシスト自転車を生んだヤマハの歴史や独自テクノロジーを解説し、日常向けのPASとスポーツ向けのYPJの現行全モデルを比較しました。ヤマハの電動アシスト自転車は、用途ごとに細かくモデルが用意されているのが特徴です。
デザイン重視ならCRAIGシリーズ、取り回し重視なら小径モデル、スポーツ走行ならYPJと考えると、ヤマハのラインナップの中で迷いません。電動アシスト自転車はサイズや乗り心地の相性も大切なため、販売店で試乗して自分に合う1台を選ぶのがおすすめです。本記事が、ヤマハの電動アシスト自転車選びの参考になれば嬉しいです。


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