- Ternの自転車は種類が多くて、折りたたみや電動アシスト、ミニベロのどれを選べばいいかわからない
- VergeとLink、Vektronで、走りや使い勝手がどう違うのか知りたい
- 通勤や輪行、子どもの送迎に合うTernのモデルはどれ?
「Tern(ターン)」は2011年誕生の折りたたみ自転車を主力とするアーバンバイクブランドで、通勤や輪行で自転車を使う都市生活者に支持される人気の自転車ブランドです。工具を使わずレバー操作だけで折りたためる独自機構と、小さなタイヤでもしっかり進むフレーム設計に定評があります。
この記事では、Ternの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の自転車を全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、Ternの自転車が気になっている人はぜひチェックしてください。
Ternとは都市での移動に特化した自転車ブランド
Ternとは、2011年に誕生した自転車ブランドで、折りたたみ自転車を中心に電動アシストやカーゴバイクまで、都市の移動に合わせた自転車づくりに定評があります。グローバル公式サイトでは、誰もがサイクリングを楽しめるようにすることで、暮らしやすく持続可能なまちづくりに貢献するというミッションを掲げるのがTernです。
日本国内では、正規輸入代理店の株式会社アキボウが運営する公式サイト(SHIFTA内のTernブランドサイト)で、Ternの現行ラインナップが案内されています。Ternの自転車は全国の正規販売店で購入でき、電動アシストのモデルにも日本の型式認定番号が記載されています。
Ternの歴史・創業背景
Ternは2011年6月、Florence Shen氏とJoshua Hon氏が率いるチームによって誕生した自転車ブランドです。2人は折りたたみ自転車メーカーDAHONの創業者David Hon氏の妻と息子にあたり、DAHONで製品開発や販売に携わってきたメンバーとともにTernを立ち上げました。
近年もTernは、2024年にOroxでEurobike Gold Awardを、2025年にGSD S10でEurobike Awardを受賞し、電動カーゴバイクの分野でも評価を重ねています。デザインと実用性の両面で賞を受けてきた実績は、Ternの自転車を選ぶときの判断材料になるでしょう。
Ternの特徴・強み
Ternの最大の強みは、誰でも簡単に折りたためる独自の折りたたみ機構と、フルサイズの自転車に近い乗り味を両立させた設計です。日本公式サイトによると、Ternの折りたたみ自転車はレバー操作だけで、慣れれば5秒ほどで折りたためます。
日本では、正規販売店で購入した車体を登録すると、フレームとハンドルポスト、フォークの保証が標準の5年から10年に延びる「Tern Care」が用意されています。登録には購入店名とレシート、車体のサービスタグナンバーが必要で、付属部品やコンポーネントの保証期間は1年です。
Ternの関連ブランド(Roji Bikes・BioLogic)
Roji Bikesは、2015年に誕生したTernのセカンドラインで、デザインチーム「Kitt design」と組んで開発された折りたたまない自転車のシリーズです。都市の細い路地を走り尽くすことをテーマに、異なるジャンルやスタイルを掛け合わせる「REMIX」の考え方でミニベロとクロスバイクを展開しています。
BioLogicは、Ternの自転車と組み合わせて使えるアクセサリーを展開する関連ブランドです。「Verge S8i」に搭載されているハブダイナモ(前輪の回転で発電する装置)「BIOLOGIC Joule 3」もBioLogicの製品で、Ternの自転車の装備にも使われています。
Ternの機能とテクノロジー
Ternの自転車には、折りたたみの速さと安全性、小さなタイヤでの走りやすさを支える独自テクノロジーが数多く使われています。技術名は公式サイトの各モデルページにも並んでいるため、仕組みを知っておくとTernの自転車を比べやすくなるでしょう。
Ternの自転車に搭載されている主なテクノロジーは以下の6つです。
- N-Fold Technology|工具不要で素早く折りたためる独自機構
- OCL+ Frame Joint・Physis 3D Handlepost|安全性を高めた折りたたみ部
- DoubleTruss Technology|ねじれに強い3Dフレーム
- T-Tuned Geometry・One Size Fits Most|フルサイズ並みの乗り味と幅広い身長対応
- Luggage Socket・Magnetix 2.0|荷物の積載と折りたたみ時の固定
- Tern x Kitt Design|Roji Bikesのデザインフレーム
N-Fold Technology|工具不要で素早く折りたためる独自機構
TernのN-Fold Technologyは、フレームのジョイント部分を支点に、前輪をN字のようにスライドさせて折りたたむ独自のフォールディングシステムです。工具は一切使わず、レバー操作だけで折りたたみも展開もできます。
輪行(自転車を専用の袋に入れて電車などの公共交通機関で運ぶこと)や、マンションの室内保管と組み合わせやすいのがTernの折りたたみ自転車です。駐輪場の確保が難しい人や、出先で自転車を畳んで移動したい人に向いています。
OCL+ Frame Joint・Physis 3D Handlepost|安全性を高めた折りたたみ部
TernのOCL+ Frame Jointは、安全性と耐久性、固定力を第一に考えたフレームのロック機構で、レバーを閉じると同時にセーフティロックが自動でかかります。Physis 3D Handlepostは、5つの特許技術を使い、3D鍛造という製法で作られるハンドルポスト(ハンドルを支える縦の支柱)です。
たたんだときにレバーの出っ張りが小さく、持ち運びで服や荷物に引っかかりにくい点もTernの折りたたみ部の特徴です。なお、「Link C8」と「Link A7」は、フレームを前後から包み込むようにクランプして固定力を高めたFBL 2 Frame Jointを採用しています。
DoubleTruss Technology|ねじれに強い3Dフレーム
TernのDoubleTruss Technologyは、走行中のねじれなどを計算して新たに作られた、Ternを代表する3Dフレーム構造です。日本公式サイトでは、すべての折りたたみ自転車にDoubleTrussのフレームを採用していると案内されています。
小径の折りたたみ自転車でも踏み込んだ力がしっかり推進力に変わるため、通勤で毎日走る人や、週末のサイクリングで距離を伸ばしたい人にもTernのフレームは扱いやすい設計です。
T-Tuned Geometry・One Size Fits Most|フルサイズ並みの乗り味と幅広い身長対応
TernのT-Tuned Geometryは、早く小さく折りたためることに加え、フルサイズバイクと同等の乗り味や安全性を最優先して設計されたジオメトリー(フレームの寸法や角度の設計)です。フォークやシートチューブの角度、ホイールベースの微調整など、細かなアップデートを繰り返して完成させています。
家族で身長差があっても1台の自転車をシェアしやすく、乗る人が変わるたびにポジションを合わせ直せるのがTernの利点です。サイズ選びに迷いやすい自転車でも、Ternの折りたたみ自転車なら1サイズで多くの人の体格をカバーできます。
Luggage Socket・Magnetix 2.0|荷物の積載と折りたたみ時の固定
TernのLuggage Socketは、フレームのヘッド部にあるロゴバッジを外すと現れる、アクセサリー取り付け用のソケットです。ラゲッジトラスと呼ばれる専用パーツを装着すると、カゴやラック、バッグなどを取り付けて手荷物を運べるようになります。
通勤カバンや買い物袋を積みたい人、輪行で駅の中を移動する機会が多い人にとって、Luggage SocketとMagnetix 2.0はTernの自転車の使い勝手を高める装備です。
Tern x Kitt Design|Roji Bikesのデザインフレーム
Tern x Kitt Designは、Roji Bikesのモデルに共通する、Ternとデザインチーム「Kitt design」が共同で開発したフレームです。エアロ形状のアルミフレームや、クロモリ(クロムモリブデン鋼。しなやかで丈夫な鉄系の素材)のフレームを、モデルの性格に合わせて使い分けています。
ミニベロからクロスバイクまで、エアロやBMX、MTBといったスタイルを選べる点がRoji Bikesの魅力です。走りの性能と見た目の両方にこだわって、街乗りの自転車を選びたい人にTernのRoji Bikesは向いています。
Ternの全モデルの種類と違いを比較
ここではTernの全モデルの種類と違いを解説します。日本で正規販売されているTernの自転車は、VektronやVerge、Linkの折りたたみ自転車とHSDやQuick Haulの電動アシストカーゴからなるTernブランドと、折りたたまないRoji Bikes(ミニベロとクロスバイク)の2系統に分かれるのが特徴です。
Ternの自転車を以下の6種類のグループに分けて紹介します。
- Vektronシリーズ(電動アシスト折りたたみ)
- HSD・Quick Haul(電動アシストカーゴ)
- Vergeシリーズ(スポーツ折りたたみ)
- Linkシリーズ(街乗り折りたたみ)
- Roji Bikes ミニベロ
- Roji Bikes クロスバイク
Vektronシリーズ(電動アシスト折りたたみ)
Vektronシリーズは、Bosch製ドライブユニットの電動アシストにN-Fold Technologyの折りたたみを組み合わせた、Ternの電動アシスト折りたたみ自転車です。ポジション調整の自由度が高いフラッグシップのS10と、街乗り寄りの装備にまとめたN8をラインナップしており、比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | 折りたたみサイズ | ディスプレイ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Vektron S10 | 電動アシスト折りたたみ(20インチ) | 1×10段 | 22.1kg | 147〜195cm | 41×86×68cm | Intuvia |
| Vektron N8 | 電動アシスト折りたたみ(20インチ) | 1×8段 | 21.5kg | 160〜190cm | 79×38×72cm | Purion |
Vektron S10

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Vektron S10 |
| タイプ | 電動アシスト折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×10段 |
| 重量 | 22.1kg |
| 適応身長 | 147〜195cm |
「Vektron S10」は、Ternが「折りたたみE Bikeの代名詞とも言えるフラッグシップモデル」と位置づける電動アシスト折りたたみ自転車です。電動アシストのなめらかな走りとN-Fold Technologyの折りたたみを組み合わせた、Vektronシリーズの最上位モデルにあたります。
変速は1×10段のShimano Tiagra、ブレーキはMAGURA MT4の油圧ディスクで、工具不要で高さと前後位置を変えられるステムと2段構造のテレスコピックシートポストにより147〜195cmに対応します。耐荷重27kgのリアラックや前後ライト、フェンダーも標準装備です。
重量は22.1kgあるため、折りたたんだ車体を階段で頻繁に持ち上げる使い方には向きません。電車や車に積んだ先でもアシスト付きで走りたい人や、身長差の大きい家族で1台をシェアしたい人におすすめの、Ternの電動折りたたみの最上位モデルです。
Vektron N8

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Vektron N8 |
| タイプ | 電動アシスト折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 21.5kg |
| 適応身長 | 160〜190cm |
「Vektron N8」は、Vektron S10の電動アシスト性能を受け継ぎながら、都市生活に寄り添う装備にまとめたTernの電動アシスト折りたたみ自転車です。前に突き出すステムを持たないシンプルなハンドルまわりで、重量はS10より軽い21.5kgに収まっています。
ハンドル位置を前後に調整する機構を持たないぶん、適応身長は160cmからとS10より狭くなります。駅や職場まで電動アシストで楽に移動し、使わないときは折りたたんで玄関やオフィスに置いておきたい人に、TernのVektron N8はおすすめです。
HSD・Quick Haul(電動アシストカーゴ)
HSDとQuick Haulは、荷物や家族のための積載性を重視した、Bosch搭載の電動アシストカーゴバイクのグループです。ハンドル部を折りたためて収納性も高いHSD P9と、折りたたまずに積載と扱いやすさに振ったQuick Haul D8を、積載量と保管スペースで選び分けられます。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | リアラック耐荷重 | ディスプレイ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HSD P9 | 電動アシストカーゴ(セミフォールディング) | 1×9段 | 25.7kg | 150〜195cm | 60kg | Intuvia |
| Quick Haul D8 | 電動アシストカーゴ(非折りたたみ) | 1×8段 | 22.8kg | 160〜195cm | 50kg | Purion |
HSD P9

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HSD P9 |
| タイプ | 電動アシストカーゴ(セミフォールディング) |
| 変速 | 1×9段 |
| 重量 | 25.7kg |
| 適応身長 | 150〜195cm |
「HSD P9」は、収納力と強靭さを両立した「セミフォールディングE Cargo」として、Ternが展開する電動アシストカーゴバイクです。ハンドル部分だけを折りたためる作りで、公式ではわずか40cmの隙間にも収納できると案内されています。
重量は25.7kgと重く、折りたたみ自転車のように持ち上げて運ぶ使い方には向きません。買い物の大荷物や子どもの送り迎え、週末のアウトドアまで1台でこなしたいファミリーには、150〜195cmと幅広い身長に対応するTernのHSD P9をおすすめします。
Quick Haul D8

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Quick Haul D8 |
| タイプ | 電動アシストカーゴ(非折りたたみ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 22.8kg |
| 適応身長 | 160〜195cm |
「Quick Haul D8」は、Ternが都市生活者のための本格的なユーティリティーバイクとして開発した、折りたたみ機構を持たない電動アシストカーゴです。フレームの低いEasy-Step設計で、またぎやすく乗り降りしやすいのが特徴です。
ハンドルの高さをワンタッチで変えられるSpeedlifterを備えるため、160〜195cmの家族で乗り回すときもポジションを合わせやすくなっています。折りたたむ必要はなく、日常の買い物や荷物運びを電動アシストで楽にしたい人におすすめのTernの自転車です。
Vergeシリーズ(スポーツ折りたたみ)
Vergeシリーズは、Ternの折りたたみ自転車の中で走行性能を重視したスポーツ系のシリーズです。最高峰のX11とベルトドライブのS8i、バランス型のP10、日本限定のN8をそろえており、451(20インチの中でも外径が大きいスポーツ向けの規格)と406(一般的な20インチの規格)のホイールの違いも選ぶときの目安になります。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | 折りたたみサイズ | ブレーキ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Verge X11 | スポーツ折りたたみ(451) | 1×11段 | 10.2kg | 142〜190cm | 38×80×74cm | 油圧ディスク |
| Verge S8i | スポーツ折りたたみ(20インチ) | 内装8段 | 14.3kg | 142〜190cm | 42×81×73cm | 油圧ディスク |
| Verge P10 | スポーツ折りたたみ(451) | 1×10段 | 11.7kg | 142〜190cm | 38×80×74cm | 油圧ディスク |
| Verge N8 | スポーツ折りたたみ(20インチ) | 1×8段 | 11kg | 142〜190cm | 38×79×72cm | Vブレーキ |
Verge X11

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Verge X11 |
| タイプ | スポーツ折りたたみ(451) |
| 変速 | 1×11段 |
| 重量 | 10.2kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Verge X11」は、Ternが「最高峰のXクラス」と位置づける、Vergeシリーズのフラッグシップモデルです。10.2kgの軽い車体に超ワイドなギアを組み合わせ、折りたたみ自転車でありながら本格的なスポーツ走行まで楽しめる仕上がりになっています。
走り重視の装備を詰め込んでいるため、カゴを付けて近所を流すだけの使い方には持て余します。折りたたみ自転車でもロードバイクに近い走りを楽しみたい人や、坂道もスピードも妥協したくないサイクリストにおすすめのTernのモデルです。
Verge S8i

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Verge S8i |
| タイプ | スポーツ折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 内装8段 |
| 重量 | 14.3kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Verge S8i」は、ベルトドライブと内装変速、油圧ディスクブレーキを組み合わせた、Ternのアコースティック(電動アシストなし)シリーズの次世代モデルです。公式サイトでは、Verge S8iの静かな走りを高級セダンにたとえています。
公式が「世界で最もメンテナンスが不要なフォールディングバイク」と表現する一方で、重量は14.3kgあり、Vergeの中では重めの部類に入ります。スーツやスカートで毎日通勤したい人や、チェーンの掃除の手間を減らしたい人に向けて、Ternがメンテナンス性を突き詰めたおすすめのVergeです。
Verge P10

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Verge P10 |
| タイプ | スポーツ折りたたみ(451) |
| 変速 | 1×10段 |
| 重量 | 11.7kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Verge P10」は、Ternが「Vergeの中でもバランスが取れた最高傑作」と表現する、走りと扱いやすさの釣り合いを重視したスポーツ折りたたみ自転車です。最上位のVerge X11と同じ451規格のホイールを使い、重量は11.7kgに収まっています。
サイクリングやロングライドも楽しみたいものの、最上位の装備までは必要ない人におすすめのVergeです。平坦路から坂道まで、変速の幅を生かしていろいろな道を走りたいライダーにも向いています。
Verge N8

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Verge N8 |
| タイプ | スポーツ折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 11kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Verge N8」は、日本人の体格に合わせて生まれた日本限定モデルで、Ternの公式サイトでもVergeの中で圧倒的な人気と紹介されている折りたたみ自転車です。フレームの曲線を生かしたシンプルなグラフィックと、7色の豊富なカラー展開も特徴になっています。
油圧ディスクブレーキの上位Vergeと比べるとブレーキはシンプルですが、街乗りから中短距離のサイクリングまでなら軽快に走れます。初めてのスポーツ系折りたたみ自転車として、好みのカラーで選びたい人にもおすすめのTernの定番モデルです。
Linkシリーズ(街乗り折りたたみ)
Linkシリーズは、Ternの折りたたみ自転車の中で街乗りを重視して設計されたシリーズで、電車やバスと組み合わせて行動範囲を広げる使い方に向いています。トップグレードのD8、リアラックを標準装備したC8、シンプルなA7を、装備と調整のしやすさで選び分けられます。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | 折りたたみサイズ | タイヤ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Link D8 | 街乗り折りたたみ(20インチ) | 1×8段 | 12.1kg | 142〜190cm | 38×79×72cm | Schwalbe Big Apple 20×2.0 |
| Link C8 | 街乗り折りたたみ(20インチ) | 1×8段 | 12.8kg | 142〜190cm | 39.5×80×73cm | Schwalbe Big Apple |
| Link A7 | 街乗り折りたたみ(20インチ) | 1×7段 | 12.1kg | 142〜190cm | 39×80×73cm | Kenda K-West 20×1.75 |
Link D8

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Link D8 |
| タイプ | 街乗り折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 12.1kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Link D8」は、街乗りを追求して生まれたTernのLinkシリーズのトップグレードです。振動を吸収しやすいSchwalbe Big Apple 20×2.0の太めのタイヤを履き、段差の多い街中でも安定した乗り心地を得られます。
ブレーキはVブレーキで、Vergeのようなスポーツ走行向けの装備は持ちません。通勤・通学から旅先での移動まで、折りたたみ自転車を日常の足として使い倒したい人や、家族でポジションを変えながら乗りたい人におすすめのLinkです。
Link C8

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Link C8 |
| タイプ | 街乗り折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 12.8kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Link C8」は、ブラックパーツで仕上げたモダンな外観と、リアラックを標準装備した実用性が特徴のTernの街乗り折りたたみ自転車です。上位グレードのPhysis 3Dハンドルポストも備え、Linkシリーズの中でも装備が充実しています。
重量は12.8kgとLinkの中で最も重いものの、リアラックを後付けする手間がかからず、買い物の荷物をすぐに積めます。落ち着いた色とブラックパーツの見た目を好む人や、荷物の多い街乗りでTernの折りたたみ自転車を使いたい人におすすめです。
Link A7

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Link A7 |
| タイプ | 街乗り折りたたみ(20インチ) |
| 変速 | 1×7段 |
| 重量 | 12.1kg |
| 適応身長 | 142〜190cm |
「Link A7」は、街乗りに特化したスペックで、スポーティかつタウンユースな走行感を楽しめるTernのLinkシリーズのベーシックモデルです。日本仕様は海外版と一部の仕様が異なり、フラットペダルを採用しています。
変速段数はLinkの中で最も少ないため、長い坂道が続くルートでは上位モデルのほうが有利です。信号や曲がり角の多い街中でストップアンドゴーを繰り返す人や、初めての折りたたみ自転車をカラーで選びたい人に、TernのLink A7をおすすめします。
Roji Bikes ミニベロ
Roji Bikesのミニベロは、20インチ(451・406)ホイールを使う折りたたみ機構のない小径車のグループです。ドロップハンドルで速さを狙うSURGEファミリー(SURGE X・SURGE PRO – Delta・SURGE)と、MTBやBMX、アーバンのスタイルで遊ぶMASHUPとAMP F1、CRESTを、走りの方向性と乗車姿勢で選び分けられます。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | フレーム素材 | ブレーキ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SURGE X | ミニベロロード(451) | 2×11段 | 9.7kg | 170〜180cm | アルミ | 機械式ディスク |
| SURGE PRO – Delta | ミニベロロード(451) | 2×10段 | 8.9kg | 160〜180cm | アルミ | キャリパー |
| SURGE | ミニベロロード(451) | 2×8段 | 9.9kg | 160〜180cm | アルミ | キャリパー |
| MASHUP | MTBスタイルミニベロ(20インチ) | 1×8段 | 14.3kg | 155〜180cm | クロモリ | 油圧ディスク |
| AMP F1 | BMXスタイルミニベロ(20インチ) | 1×8段 | 12.4kg | 155〜175cm | クロモリ | 機械式ディスク |
| CREST | アーバンミニベロ(451) | 1×8段 | 10.0kg | 155〜175cm | アルミ | Vブレーキ |
SURGE X

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SURGE X |
| タイプ | ミニベロロード(451) |
| 変速 | 2×11段 |
| 重量 | 9.7kg |
| 適応身長 | 170〜180cm |
「SURGE X」は、Ternが「King of SURGE」と呼ぶ、Roji BikesのSURGEファミリーの新たなフラッグシップモデルです。マットブラックにクロームシルバーのグラフィックを入れたステルス仕様の外観で、名前のXは公式で「カイ」と読みます。
フレームサイズは520mmの1サイズで、適応身長は170〜180cmに限られるため、小柄な人は選べません。ミニベロでもロードバイクに迫る走りを求める人や、ほかにない見た目のミニベロロードを探している人におすすめのRoji Bikesです。
SURGE PRO – Delta

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SURGE PRO – Delta |
| タイプ | ミニベロロード(451) |
| 変速 | 2×10段 |
| 重量 | 8.9kg |
| 適応身長 | 160〜180cm |
「SURGE PRO – Delta」は、Roji BikesのSURGEをベースに、ロードバイクと遜色ない走行性を追求したTernのPRO仕様のミニベロロードです。カラーはDelta BlueとDelta Red、Delta Greenの3色で、Deltaの名が付く個性的なグラフィックが特徴になっています。
ブレーキはアルミ鍛造のキャリパーで、ディスクブレーキのSURGE Xとは制動の仕組みが異なります。ミニベロでロングライドやヒルクライムに挑戦したい人や、470mmと520mmの2サイズから体格に合わせて選びたい人におすすめです。
SURGE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SURGE |
| タイプ | ミニベロロード(451) |
| 変速 | 2×8段 |
| 重量 | 9.9kg |
| 適応身長 | 160〜180cm |
「SURGE」は、都会での移動からロングライドまで活躍する、Roji Bikesのミニベロを代表するアーバンスポーツクロスオーバーです。水平なトップチューブのシルエットと451規格の20インチホイールで、スポーティな見た目に仕上げています。
限定カラーのLimited Editionも同じ仕様で展開されており、好みの色を選びやすいモデルになっています。初めてのドロップハンドルのミニベロとして、街乗りと週末のサイクリングを両立したい人にTernのSURGEをおすすめします。
MASHUP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MASHUP |
| タイプ | MTBスタイルミニベロ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 14.3kg |
| 適応身長 | 155〜180cm |
「MASHUP」は、Ternが「MTB×アーバンのミニベロ進化版」と表現する、MTBの力強さとミニベロの軽快さを掛け合わせたRoji Bikesのモデルです。高いヘッド位置から一直線に下るMTB譲りのクロモリフレームで、無骨なスタイルに仕上げています。
重量は14.3kgとRoji Bikesのミニベロの中で最も重く、軽さを求める人には向きません。街乗りから未舗装路まで遊べる個性的なミニベロが欲しい人や、身長155〜180cmの幅広い人が1サイズで乗れるモデルを探している人におすすめです。
AMP F1

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AMP F1 |
| タイプ | BMXスタイルミニベロ(20インチ) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 12.4kg |
| 適応身長 | 155〜175cm |
「AMP F1」は、オールドスクール感の漂うネオクラシックなBMXスタイルで人気を集める、Roji Bikesのミニベロです。乗る人の楽しさを増幅させる「アンプ」が名前の由来になっています。
フレームサイズは460と500の2種類で、適応身長は155〜175cmのため、身長の高い人には合うサイズがありません。ストリートスタイルの見た目を楽しみながら、街乗りでは変速付きで快適に走りたい人におすすめのTernのミニベロです。限定カラーのLimited Editionも同じ仕様で選べます。
CREST

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CREST |
| タイプ | アーバンミニベロ(451) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 10.0kg |
| 適応身長 | 155〜175cm |
「CREST」は、美しいホリゾンタル(水平)シルエットと普段使いしやすい仕様で、男女問わず人気の高いRoji Bikesのアーバンミニベロです。2024年にはロゴとカラーを一新するビッグマイナーチェンジを受けました。
ドロップハンドルのSURGEほどスピードは求めず、前傾姿勢に抵抗がある人に向いたモデルです。通勤・通学や買い物など、毎日の足として気軽に乗れるおしゃれなミニベロを探している人に、TernのCRESTをおすすめします。
Roji Bikes クロスバイク
Roji Bikesのクロスバイクは、26インチや650C、700Cの大きめのホイールを使う、折りたたみ機構のない自転車のグループです。オフロードも楽しめるGRITと、エアロで攻めたスタイルのRIP、普段使いのCLUTCHを、走る場所と乗車姿勢で選び分けられます。
| モデル名 | タイプ | 変速 | 重量 | 適応身長 | フレーム素材 | ブレーキ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GRIT | オールラウンドクロス(26インチ) | 1×9段 | 12.3kg | 165〜180cm | クロモリ | 油圧ディスク |
| RIP | ストリートエアロクロス(650C/700C) | 1×8段 | 10.3kg | 150〜180cm | アルミ | キャリパー |
| CLUTCH | デイリークロス(26インチ/700C) | 1×8段 | 10.3kg | 145〜180cm | アルミ | Vブレーキ |
GRIT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GRIT |
| タイプ | オールラウンドクロス(26インチ) |
| 変速 | 1×9段 |
| 重量 | 12.3kg |
| 適応身長 | 165〜180cm |
「GRIT」は、都会の舗装路だけでなく砂利道やオフロードまでオールラウンドに楽しめる、Roji Bikesのクロスバイクです。無骨な見た目ながら、都会の街並みにもなじむデザインに仕上げています。
サイズは460と500の2種類で、適応身長は165cmからのため小柄な人には向きません。キャンプや河川敷など未舗装路にも走りに行きたい人や、1台で街とアウトドアを両立させたい人におすすめです。限定カラーのLimited Editionも同じ仕様で展開されています。
RIP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RIP |
| タイプ | ストリートエアロクロス(650C/700C) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 10.3kg |
| 適応身長 | 150〜180cm |
「RIP」は、ストリートとスポーツの融合をテーマにした、エアロで攻めたスタイルのRoji Bikesのクロスバイクです。公式のキャッチは「Street Aero」で、鋭いエアロダウンチューブが目を引きます。
変速は1×8段のMicroshift R8、ブレーキはキャリパーで、未舗装路を走るならGRITのほうが適しています。見た目にもこだわりながらスポーティに街を走りたい人や、身長150cm台の小柄な人でもバランスよく乗れるクロスバイクを探している人に、TernのRIPをおすすめします。
CLUTCH

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CLUTCH |
| タイプ | デイリークロス(26インチ/700C) |
| 変速 | 1×8段 |
| 重量 | 10.3kg |
| 適応身長 | 145〜180cm |
「CLUTCH」は、「ハッピーなデイリーバイク」を目指し、乗る人とのトータルバランスや街中での取り回しを重視して設計されたRoji Bikesのクロスバイクです。420〜540mmの4サイズを展開し、適応身長は145〜180cmとTernのクロスバイクの中で最も幅広くなっています。
420〜510は26インチ、540は700Cのホイールを使うため、小柄な人でも体格に合うサイズを選べるのが強みです。通勤・通学で毎日使うクロスバイクを探している人に、TernのCLUTCHをおすすめします。限定カラーのLimited Editionも同じ仕様で用意されています。
まとめ
この記事では、Ternの歴史や強み、N-Fold TechnologyやOCL+ Frame Jointといった独自テクノロジーを解説し、現行の自転車を全モデル比較しました。Ternは折りたたみ自転車を中心に、電動アシストのカーゴバイクやRoji Bikesのミニベロ、クロスバイクまでそろえる自転車ブランドです。
気になるモデルが見つかったら、正規販売店でTernの自転車に実際にまたがり、折りたたみの手順やサイズ感を確かめてから選ぶと安心です。この記事が、Ternの自転車選びの参考になれば嬉しいです。


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