【FOCUS】自転車の全モデルを比較|ロード・グラベルのおすすめはどれ?

  • FOCUSの自転車は仕様の分かれ方が細かくて、どれを選べばいいかわからない
  • ロードバイクのIZALCO MAXとグラベルのATLSで、走りが何が違うのか知りたい
  • 初めてのスポーツ自転車でも扱いやすいFOCUSのモデルはどれ?

「FOCUS」は1992年にドイツで創業されたスポーツ自転車ブランドで、シクロクロスの世界王者が立ち上げた経歴を持ち、プロロードチームへの供給実績でも知られています。カーボンフレームで空気抵抗を抑える設計と、ケーブルを完全に内装したすっきりとしたコクピットまわりの仕上がりが持ち味です。

自転車は自分の走る路面や体格に合わないモデルを選んでしまうと、乗り心地や距離の伸ばしやすさにも影響します。走りを楽しみながら行動範囲を広げるためにも、自転車は各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、FOCUSの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、日本で購入できる現行の自転車を全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、FOCUSの自転車が気になっている人はぜひチェックしてください。

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FOCUSとはどんな自転車ブランド?特徴と評判を紹介

FOCUSの自転車は、ドイツのレースシーンで磨かれたロードバイクと、未舗装路まで走れるグラベルロードを軸に展開しているブランドです。日本ではグローブライド株式会社が総代理店を務めており、新品・正規品として購入できるのはロードのIZALCO MAXとグラベルのATLSに絞られます。

カテゴリの数を広げるより、レースで結果を出すための設計を煮詰めるタイプのブランドです。カーボンフレームの空力形状やケーブル内装といった技術は上位仕様だけの装備ではなく、エントリー仕様の完成車にも同じフレームが使われます。

FOCUSのブランドコンセプト

FOCUSが掲げるスローガンは「RIDE BEYOND」で、いま走れる距離やペースの一歩先へ踏み出すための道具をつくる、というブランドの姿勢が込められた言葉です。

開発の出発点はレースにあり、風洞と実走でのテストを重ねて得た数値を積み上げながらフレーム形状を決めていきます。IZALCO MAX 9では前モデルと比べて6.6Wの空気抵抗を削減したと公表しており、感覚ではなく測定値で性能を語る姿勢が徹底されています。

数値で検証できる部分を優先するドイツらしい設計方針で、FOCUSの自転車は見た目の派手さよりも走行性能に直結する部分に開発の手が入った仕上がりです。

FOCUSの特徴・強み

FOCUSの自転車の強みは、カーボンフレームの軽さと剛性のバランス、ケーブルを完全に内装したコクピット、レース由来のジオメトリの3点に整理できます。

ロードバイクのIZALCO MAX 9はM/54サイズで7.5kgに収まり、NACA形状のチューブで空気抵抗を抑えています。ハンドルまわりはC.I.S.ステムで配線を隠すため、正面から受ける風の抵抗が減り、拭き掃除や輪行時の取り回しも楽です。

カテゴリの枠にとらわれない開発姿勢も特徴です。グラベルのATLSシリーズには、ロングホイールベースとショートチェーンステーを組み合わせたマウンテンバイク由来のジオメトリを持ち込んでおり、舗装路向けと未舗装路向けで設計の考え方をはっきり分けています。

FOCUSの歴史・創業背景

FOCUSは1992年、シクロクロスの世界王者Mike Klugeがドイツで立ち上げた自転車ブランドです。競技者自身が設計に関わる形で始まったため、創業当初からレース機材としての性格がはっきりしていました。

創業後はDerby Cycleの傘下に入り、現在はオランダのPon Holdingsグループの一員として生産体制を広げています。ヨーロッパのブランドとしては生産規模が大きく、レース向けの技術を市販モデルへ落とし込むサイクルが早いのも特色です。

プロロードチームへの供給実績も豊富で、Team KatushaやAG2R La Mondialeといったチームが機材として使ってきました。プロの現場で得たフィードバックが市販モデルの設計に戻ってくる点は、FOCUSの自転車の信頼性を支える背景になっています。

FOCUSの日本での取り扱い状況

日本でFOCUSの自転車を取り扱う総代理店は、グローブライド株式会社です。公式サイトの現行ラインナップに並ぶのはロードバイクのIZALCO MAX 9で、コンポーネントとホイールの組み合わせが異なる完成車と、フレームセットが用意されています。

グラベルロードのATLSシリーズは日本公式サイトの現行カテゴリには掲載がなく、正規取扱店の在庫を中心に新品・正規品として流通しています。購入を検討する場合は、在庫の有無とサイズを正規販売店で確認するのが確実です。

サイズはIZALCO MAX 9がXXS/47〜L/56、ATLSシリーズがXS/48〜M/54という展開です。身長や手足の長さで合うサイズは変わるため、実車に跨がって確認できる店舗を探しておくと選びやすくなります。

FOCUSの機能とテクノロジー

FOCUSの自転車を選ぶうえで押さえておきたいのは、カーボンの積層設計や空力形状に加え、ケーブル内装とグラベル専用のエンド幅規格まで踏み込んだ独自テクノロジーです。

ロードバイクのIZALCO MAX 9とグラベルロードのATLSシリーズでは採用する技術が一部異なり、C.I.S.のように両方へ共通して展開されている装備もあります。モデル比較を読む前に、技術の中身を押さえておきましょう。

FOCUSの自転車に採用されている独自テクノロジーを、ここでは以下の5つに整理して紹介します。

  • MAX TECHNOLOGY CARBON
  • NACA SHAPE チューブ
  • C.I.S.(Cockpit Integrated Solution)
  • D-SHAPE エアロシートピラー
  • ROAD BOOST

MAX TECHNOLOGY CARBON

MAX TECHNOLOGY CARBONは、FOCUSがIZALCO MAX 9のフレームとフォークに採用しているカーボン設計です。カーボンは繊維の向きと積層の枚数で強さが決まる素材で、FOCUSは力のかかる箇所と削ってよい箇所を分けて積層を組み立てています。

力が集中するボトムブラケット(ペダルの回転軸が収まるフレーム下部)まわりは積層を厚くして踏み込みに耐え、ねじれの影響が小さい部分は素材を減らして軽さを稼ぎます。完成車のM/54サイズで7.5kgという数値は、素材配分を細かく積み上げた結果です。

ペダルを踏み込んだ力がフレームのたわみに逃げにくいため、加速やダンシング(サドルから腰を上げて漕ぐ走り方)での反応が素直になります。軽さと踏み心地を両立させたいライダーにとって、FOCUSのロードバイクを選ぶ大きな理由になる部分です。

NACA SHAPE チューブ

NACA SHAPEは、航空機の翼型として知られるNACA形状の後端を切り落とした断面をフレームチューブに使う、FOCUSの空力設計です。

翼型をそのまま使うとチューブが前後に長く伸びて重量が増えますが、後端を切り落としたカムテール形状であれば、空気の流れをチューブ表面に沿わせる効果を残したまま短くまとめられます。FOCUSはテストを繰り返し、前モデルと比べて6.6Wの空気抵抗削減を公表しています。

6.6Wの削減とは、同じ速度を保つために必要な脚力が減るということです。単独で走る場面やロングライドで消耗を抑えたいライダーほど、FOCUSの空力設計の効き目を体感しやすくなります。

C.I.S.(Cockpit Integrated Solution)

C.I.S.(Cockpit Integrated Solution)は、ステムとフレームの内部にブレーキホースや電動変速のケーブルを通しきる、FOCUSのコクピット統合システムです。

専用設計の軽量ステムにケーブルを通し、ヘッドチューブからフレーム内部へ導く構造で、ハンドルまわりに露出する配線をなくしています。ステム長は70〜120mmの範囲から選べるため、完全内装でありながらポジション調整の幅も確保されています。

露出した配線が減ると正面から受ける空気抵抗は小さくなり、外観もすっきりした仕上がりです。C.I.S.はIZALCO MAX 9に加えてATLSシリーズにも採用されており、FOCUSのロードバイクとグラベルロードをまたぐ共通装備になっています。

D-SHAPE エアロシートピラー

D-SHAPEエアロシートピラーは、断面をアルファベットのDに近い形にしたFOCUS専用のカーボン製シートピラーです。

前側を丸く、後ろ側を平らに近い形状にすることで、空気の流れを整えながら縦方向にはしなる余地を残しています。オフセットは0mmと15mmの2種類が用意され、サドルの前後位置を好みに合わせて詰められる設計です。

荒れた舗装路でも突き上げの角が取れるため、ロングライドでの乗り心地に効いてきます。ポジションを細かく追い込みたいライダーにとって、FOCUSのシートピラーはセッティングの自由度を広げる装備です。

ROAD BOOST

ROAD BOOSTは、ATLSシリーズが採用するグラベル向けのエンド幅規格で、ホイールを支える左右の幅を一般的なロード用より広げた設計です。

フロント110mm・リア148mmとハブ幅を広げると、スポークが左右に張り出す角度が大きくなり、横方向の力に対してホイールがよれにくくなります。フレーム側にも余裕が生まれるため、700×45cの太いタイヤを標準装備しながら泥はけのすき間まで確保できます。

700×45cに加えて650B×47のホイールも装着できるので、舗装路が中心の日と荒れた林道を走る日でタイヤを使い分けられるのが強みです。走る路面が日によって変わるライダーにとって、ROAD BOOSTはFOCUSのグラベルロードを選ぶ理由になります。

FOCUSの全モデルの種類と違いを比較

FOCUSの自転車は、舗装路を速く走るロードバイクのIZALCO MAX 9系と、未舗装路まで走れるグラベルロードのATLSシリーズに分かれます。日本で新品・正規品として購入できる全モデルを、まず比較表で一覧にしました。

カテゴリ・フレーム素材・コンポーネント・ホイール・重量の5項目を並べると、IZALCO MAX 9系はコンポーネントとホイールの組み合わせで、ATLSシリーズはフレーム素材で性格が分かれることがわかります。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

なお日本公式サイトの現行カテゴリに掲載のないマウンテンバイク(JAM)は、新品・正規品としての国内流通を確認できなかったため、本記事では扱いません。

スクロールできます
モデル名 カテゴリ フレーム素材 コンポーネント ホイール 重量
IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / COSMIC S 42 ロードバイク カーボン DURA-ACE Di2 COSMIC S 42 7.5kg
IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / RACING 400 DB ロードバイク カーボン DURA-ACE Di2 RACING 400 DB –
IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / COSMIC S 42 ロードバイク カーボン ULTEGRA Di2 COSMIC S 42 –
IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / RACING 400 DB ロードバイク カーボン ULTEGRA Di2 RACING 400 DB –
IZALCO MAX 9 105 Di2 / RACING 400 DB ロードバイク カーボン 105 Di2 RACING 400 DB –
IZALCO MAX 9 FRAME SET ロードフレームセット カーボン なし(フレームセット) – –
ATLS 8.8 グラベルロード カーボン GRX810 2×11 DT SWISS X1900 9.10kg
ATLS 6.8 グラベルロード アルミ GRX810 MIX NOVATEC 25 ELITE –
ATLS 6.7 グラベルロード アルミ GRX400 2×10 WTB ST i23 TCS 11.3kg

IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / COSMIC S 42

IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / COSMIC S 42の製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / COSMIC S 42
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / COSMIC S 42」は、FOCUSのロードバイクの頂点に立つ完成車仕様で、レースの勝負どころを想定して組み上げられています。

MAX TECHNOLOGY CARBONのフレームとフォークに、SHIMANO DURA-ACE Di2とMAVIC COSMIC S 42 CARBONホイールを組み合わせ、M/54サイズで7.5kgという軽さに仕上げました。変速はすべて電動で、手元のボタンを押すだけでギアが正確に決まります。

登りでは車体の軽さがそのまま加速の軽快さにつながり、平坦路では42mmハイトのカーボンホイールが巡航速度を保ちます。機材に妥協したくない競技志向のライダーにおすすめの仕様です。

IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / RACING 400 DB

IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / RACING 400 DBの製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / RACING 400 DB
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 DURA-ACE Di2 / RACING 400 DB」は、最上位コンポーネントのDURA-ACE Di2はそのままに、ホイールをアルミリムのFULCRUM RACING 400 DBへ置き換えたFOCUSのロードバイクです。

変速の速さとディスクブレーキの制動力は最上位仕様と変わらず、足まわりだけが普段使いしやすいアルミホイールになります。カーボンホイールは後から別に用意する前提で組めるため、予算配分を自分で決めたい人には扱いやすい構成です。

普段の練習はアルミホイールで走り、レース当日だけ決戦用に履き替える運用とも相性が良いモデルです。気に入ったホイールをすでに持っているライダーや、足まわりは自分の基準で選びたい人におすすめします。

IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / COSMIC S 42

IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / COSMIC S 42の製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / COSMIC S 42
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / COSMIC S 42」は、SHIMANO ULTEGRA Di2と42mmハイトのカーボンホイールを組み合わせた、FOCUSのロードバイクの中核仕様です。

フレームとフォークは最上位と同じMAX TECHNOLOGY CARBONのため、NACA形状のチューブによる空力性能とペダリング時の剛性はそっくり受け継ぎます。ULTEGRA Di2の変速も電動制御で、走行中に体感する差が大きいのはコンポーネントよりホイールのほうです。

平坦基調のロングライドでは、ディープリムのカーボンホイールが巡航速度の維持を助けます。コンポーネントのグレードよりも足まわりの走行性能を優先したいライダーにおすすめの組み合わせです。

IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / RACING 400 DB

IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / RACING 400 DBの製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / RACING 400 DB
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 ULTEGRA Di2 / RACING 400 DB」は、電動変速のULTEGRA Di2にアルミホイールのFULCRUM RACING 400 DBを合わせた、実用性を重視したFOCUSのロードバイクです。

アルミリムのホイールは段差や小石を拾う路面でも神経を使わずに済み、通勤路から週末のロングライドまで走る場所を選びません。フレームはカーボンのまま、足まわりだけ扱いやすさに振った構成といえます。

乗る頻度が高い人ほど、ホイールの気楽さは効いてきます。初めての電動変速ロードバイクとして、日常的に距離を踏みたいライダーにおすすめの完成車です。

IZALCO MAX 9 105 Di2 / RACING 400 DB

IZALCO MAX 9 105 Di2 / RACING 400 DBの製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 105 Di2 / RACING 400 DB
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 105 Di2 / RACING 400 DB」は、SHIMANO 105 Di2を搭載した完成車のエントリー仕様で、FOCUSのロードバイクへの入口になります。

コンポーネントのグレードこそ下がりますが、フレーム・フォーク・D-SHAPEエアロシートピラーは上位仕様と共通です。NACA形状のチューブもC.I.S.のケーブル内装も省かれていないため、フレーム由来の走りは上位仕様とまったく同じものが手に入ります。

105 Di2も上位グレードと同じ電動変速で、ボタン操作で確実にギアが決まる感覚は変わりません。レースやロングライドのイベントに挑戦したい人や、あとからホイールを買い足して育てたいライダーにおすすめします。

IZALCO MAX 9 FRAME SET

IZALCO MAX 9 FRAME SETの製品画像

項目 内容
モデル名 IZALCO MAX 9 FRAME SET
フレーム MAX TECHNOLOGY CARBON
フォーク MAX TECHNOLOGY CARBON
サイズ展開 XXS/47〜L/56
タイヤ 最大30mm

「IZALCO MAX 9 FRAME SET」は、フレーム・フォーク・シートピラーをセットにしたFOCUSのフレーム単体売りです。

完成車のアッセンブルに縛られず、コンポーネントもホイールもハンドルまわりも自分の基準で決められます。ただしC.I.S.ステムを前提とした完全内装のルーティングになるため、組み付けは取り扱い経験のあるショップに任せるのが確実です。

サイズ展開はXXS/47〜L/56と完成車と共通で、装着できるタイヤ幅は最大30mmまで対応します。使いたいパーツがすでに決まっているライダーや、手持ちの機材を引き継いで組み替えたい人におすすめの選択肢です。

ATLS 8.8

ATLS 8.8の製品画像

項目 内容
モデル名 ATLS 8.8
フレーム ATLSカーボン
フォーク ATLSカーボン
サイズ展開 XS/48〜M/54
タイヤ 700×45C(650B×47対応)

「ATLS 8.8」は、ATLSシリーズの上位に位置するカーボンフレームのグラベルロードです。

ATLSカーボンのフレームとフォークに、SHIMANO GRX810の2×11とDT SWISS X1900 DISCホイールを組み合わせ、車体重量は9.10kgに収まっています。タイヤはチューブレス対応のWTB RIDDLER TCS 700×45Cで、空気圧を下げて荒れた路面のグリップを稼ぐ使い方もできます。

クランクは46×30Tで、未舗装の登りでも足を回し続けやすいギア比です。長距離のグラベルライドや荷物を積んだツーリングで、走りの軽さを優先したいライダーにおすすめします。

ATLS 6.8

ATLS 6.8の製品画像

項目 内容
モデル名 ATLS 6.8
フレーム アルミ
フォーク カーボン
サイズ展開 XS/48〜M/54
タイヤ 700×45c(650B×47対応)

「ATLS 6.8」は、アルミフレームにSHIMANO GRX810系をミックスした、ATLSシリーズの中核となるグラベルロードです。

フレーム素材はアルミながら、フォークはカーボン、ケーブル内装のC.I.S.とROAD BOOST規格もシリーズ共通で受け継いでいます。ホイールはNOVATEC 25 ELITE、タイヤはWTB RIDDLERの700×45cで、650B×47への履き替えにも対応する構成です。

アルミフレームは擦り傷や輪行時の扱いに気を張らずに済むため、林道と舗装路を行き来する使い方とかみ合います。通勤から週末のグラベルライドまで1台でこなしたいライダーにおすすめの構成です。

ATLS 6.7

ATLS 6.7の製品画像

項目 内容
モデル名 ATLS 6.7
フレーム アルミ
フォーク カーボン
サイズ展開 XS/48〜M/54
タイヤ 700×45c COMP(650B×47対応)

「ATLS 6.7」は、ATLSシリーズのエントリー仕様にあたるアルミフレームのグラベルロードです。

コンポーネントはSHIMANO GRX400の2×10で、クランクは46×30T、ブレーキは前後160mmのGRX BR-RX400を採用しています。ホイールはチューブレス対応のWTB ST i23 TCS、車体重量は11.3kgです。

700×45cの太いタイヤに加えて650B×47も装着できるため、走る路面に合わせてホイールを使い分けられます。グラベルロードが初めてで、まずは無理のない構成から始めたいライダーにおすすめの入口です。

FOCUSの自転車選びのまとめ

この記事では、FOCUSの自転車の特徴や独自テクノロジーを解説し、日本で購入できる現行の全モデルを比較しました。舗装路のスピードを追いかけるならロードバイクのIZALCO MAX 9系、未舗装路まで走りたいならグラベルロードのATLSシリーズという大枠で選び分けられます。

IZALCO MAX 9系はフレーム・フォーク・シートピラーが全仕様で共通のため、判断すべきはコンポーネントとホイールの組み合わせだけです。ATLSシリーズはカーボンのATLS 8.8と、アルミのATLS 6.8やATLS 6.7で走りの軽さと扱いやすさが分かれ、パーツを自分で決めたい人にはフレームセットという道もあります。

サイズ展開はモデルによって幅が異なるので、最終的な決め手は実車に跨がっての確認です。在庫やサイズの状況は正規販売店に問い合わせるのが確実ですから、気になるモデルが決まったら早めに相談してみてください。FOCUSの自転車選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころから自転車に親しみ、これまで複数ブランドのロードバイクやクロスバイクを実際に購入して乗り比べてきました。各モデルの機能や乗り味、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『サイクルセレクト』を運営しています。

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